ザ・ドリフターズの高木ブー、仲本工事、加藤茶が、フジテレビ系バラエティ特番『ドリフに大挑戦スペシャル』(26日19:00~)で、新作コントに挑む。

  • (左から)仲本工事、カミナリ、高木ブー=フジテレビ提供

ドリフを愛してやまない30人を超える“ドリフ・ラヴァーズ”の芸能人たちがドリフの名作コントに挑戦する同番組。そんな彼らとともに、本家ドリフの3人も新作コントに参加する。

収録前に緊張の面持ちが隠せない後輩芸人に加藤が「自分なりの“ダメだこりゃ”でいいんだから」とアドバイスを送るなど、“大挑戦”に向けた連携も十分。加藤が演じる定年退職を迎える父親と、妻役の仲本、娘役の高木にカミナリの2人を息子役に加えた、とある家庭が舞台のコントは必見だ。

同僚役の劇団ひとり、カンニング竹山、ガンバレルーヤとともに、会社の送別会でついつい飲み過ぎてしまった加藤の酔っ払い姿はまさに名人芸。家族が待つ家に帰ってきても、そのはちゃめちゃな動きと、そこに息の合った掛け合いを見せる高木と仲本の姿はリメークどころか現代に蘇るドリフの世界そのもの。出演者全員が緊張する間もなくドリフのペースに巻き込まれていくなど、誰もが予想できない笑いの連鎖が起こる。

そして、1998年以来23年ぶりに「雷様」が復活する。「雷様」と言えば、いかりや長介が黒、高木ブーが緑、仲本工事が赤の雷様に扮(ふん)して愚痴を言い合いながらコントを繰り広げるという、『ドリフ大爆笑』で生まれた国民的人気キャラクター。今回は「雷様とカミナリ」ということで、高木と仲本、2人の雷様が雲の上でいつものように愚痴を言いあっているところに竹内まなぶと石田たくみがコンビを組む“カミナリ”がやって来る。ちょうど新メンバーを入れようかどうか悩んでいた2人の雷様のもとにやって来た“カミナリ”の運命は…。そして高木が人生で初めてのあることに挑戦。それには、まなぶも収録終わりに「光栄です」と話すなど世代を越えたコラボレーションがここでも実現する。

3人のコメントは、以下の通り。

■高木ブー
雷様の衣装は久しぶりだったよね。設定は今も昔も同じだけど、セットはなんだか豪華になっていたかな(笑)。あと長さんがいない雷様は初めてだったし、久しぶりだったね。長さんなしでやるっていうのは、私としては冒険。でも私なりには良かったと思っているし、楽しかったよ!

■仲本工事
久しぶりのコントで上がっちゃったよ。なんかこう緊張しちゃったんだよなぁ。ただ、今回一緒に雷様をやったカミナリの2人も楽しくやってくれていたんじゃないかな。あと、長さんがいないと稽古が短くていいね、自分が分かるまでやらされるから2~3回じゃ終わらないもん(笑)。本当に久しぶりの雷様は楽しかったですよ。見ている人がおもしろいと思うかは別問題だけどね(笑)

■加藤茶
コントをやるということにワクワクしましたよね。それに今まであまり無かったんですが、若い人たちとコントをやるというのは楽しみでしたし興奮しました。コントに挑戦してくれた姿を見ていても、みんなよくやってくれたなぁと思いましたね。すごく楽しかったもん。見ているお客さんも、こういうドリフのコントに挑戦しているのを見るというのは初めてなので、すごく興奮して頂けると思いますよ。見ていて楽しいんじゃないかなぁ。「3人になっちゃったけど、ドリフ、まだまだ頑張ってるよ!」ってところを、視聴者のみなさんや、長さん、志村、荒井(注)さんたちにも見てもらいたいですね。

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