俳優の小栗旬が、ムロツヨシ主演の映画『マイ・ダディ』(9月23日公開)に出演していることが21日、明らかになった。

ムロツヨシ、小栗旬

ムロツヨシ、小栗旬

同作は映像クリエイター支援プログラム「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM(以下、TCP)」 の2016年準グランプリ受賞企画『ファインディング・ダディ』(金井純一)の映画化作。中学生になる一人娘を男手ひとつで育てている、小さな教会の牧師・御堂一男(ムロツヨシ)は幸せな人生を送っていたが、娘が病に侵され、愛する娘を救おうと奔走する。

今まで明かされてこなかった物語のカギを握る探偵を、普段からムロツヨシと親交の深い小栗旬が演じることが明らかに。ムロが演じる御堂一男の娘・ひかり(中田乃愛)は白血病に侵され、さらにはひかりと親子関係がないことも発覚。小栗は、一男がひかりの父親を探すために訪れる探偵事務所の探偵・長崎亮太を演じる。

小栗の出演について、ムロは「探偵役はどんな人がイメージなのか? を監督と話していた時に『小栗だったらね』と提案したところ『それいいですね』と。その後、直接、映画に出てもらえないか、こういう役があるんだけどって言ったら『もちろん、出させていただきます』って。言ってみるものだなって。出てもらえて嬉しかったですね」と自らオファーしたことを明かした。

小栗は「ムロくんから、初主演をする作品で一ついい役があるんで、もしタイミングさえ合えば出てくれないかみたいな話をされまして。撮影はあっという間でしたが、楽しかったです。かなり苦悩しているムロくんの姿を、少しだけでも垣間見ることができて、そこは非常にいい経験だったと思います」と、撮影を振り返った。