完全アドリブ即興劇「天の声劇場」が、研音公式YouTubeチャンネル『Ken Net Channel』にてスタートする。第1回は21日(18:00〜)、第2回は22日(18:00〜)に公開。
「天の声劇場」は、何も知らない俳優2人を劇場、そして舞台の上へと呼び出し、「天の声」によって読まれたト書きを即興で演じさせるというもの。第1回・第2回のト書きは市川知宏が担当し、天の声を尾崎由香が務める。
第1回には、福士蒼汰と上杉柊平が登場。「宝石店」を舞台にした即興芝居で、福士は「宝石店強盗」、上杉は「店員」を演じる。天の声から「常軌を逸した怒鳴り声で店員を脅す」ように言われるも、店員は「とにかく眠い」。ここから一筋縄でいかない天の声劇場がスタートする。「自分の人生のつらい境遇を泣きながら打ち明け始めた」かと思えば、「人生は素晴らしいということを、最近あった楽しい出来事を交え、とんでもない早口で語る」など、ストーリーの後先を考える隙もなく行われる即興芝居。まったく先が読めない。宝石店強盗演じる福士が要求した金額は、なぜか22万円だったり、店員演じる上杉が1万円で人生をやり直す驚愕の方法を提案する――。
続く第2回には、入江甚儀と加藤清史郎が登場。「サウナ」を舞台にした即興芝居で、入江は「客」、加藤は「従業員」を演じる。客の入江は、なぜかダウンジャケットを着込み、毛布までかぶってサウナに入っている。そこへタオルを持って入ってきた加藤。そこから天の声の無茶振りが炸裂する。「謎の動物が憑依する」「赤ちゃん言葉でなだめる」など、ドラマ台本には絶対ないような無茶振りの数々に、どう立ち向かうのか。加藤の即興「ラップ」も飛び出し、物語は思わぬ方向へ――。
■福士蒼汰コメント
即興劇ということでどうなるかわからない不安もあったのですが、仲間と一緒だったので楽しくできたかなと思います。事前情報として教えてもらえたのは、主題と黒の衣装を着るということのみ。頭と体を駆使して演じたので、終わってみればカロリー消費量は凄まじく、その日の夜はよく眠れました!