groove agentは9月16日、「住宅購入」に関する調査結果を発表した。調査は9月3日、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に住む30代の男性1,000名を対象にwebアンケート方式で行われた。
はじめに、住宅を購入する際に、リノベーションの選択肢があるかを聞いたところ、421名が「あり」と回答。理由を尋ねると、「自分のライフスタイルに合わせたい」「ライフステージの変化に合わせて間取りを変えられる」「理想の空間を作りたい」など、「自由度の高さ」(40.5%)が1位に。
続く2位は、「新築より費用を抑えつつ、自分好みに仕上げることができそうだから」「安い物件を自らの理想に変えられる」など、「コストパフォーマンスの高さ」(29.1%)がランクイン。3位は「古さ・不満の解消」(12%)で、「古くても新築のような内装になるから」「不満な箇所を改修できるから」といった声があがった。
一方、リノベーションの選択肢が「ない」と回答した人は579名。理由としては、「お金がない」(34.3%)、「必要がない」(30.9%)、「よく知らない」(16.6%)が上位に並んだ。
次に、住宅購入にあたり重視することを1〜3番目まで教えてもらったところ、1位「住む環境」(305pt)、2位「駅からの近さ」(261pt)、3位「価格の安さ」(250pt)という結果に。コロナ禍によりテレワークが普及したことで、「通勤のための駅徒歩時間」よりも、仕事環境も兼ねた「住む地域」を重視する人が増えた一方で、完全テレワークが困難な職業もあり、通勤を余儀なくされるビジネスマンも未だ多いことが伺えた。
以下、4位「周辺環境」(240pt)、5位「間取り」(190pt)、6位「コストパフォーマンス」(149pt)、7位「広さ」(123pt)、8位「デザイン」(67pt)、9位「設備・付帯サービス」(63pt)、10位「綺麗さ」(46pt)と続いた。