三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、QUADRAC、小田原機器は9月17日、横浜市交通局、横浜銀行との共同実験として、「Visaのタッチ決済」を利用した運賃収受実証実験を、横浜市の市営バス一部路線で開始することを発表した。
同実験は、Visaのタッチ決済を利用できる機器をバス車載運賃箱に設置し、乗客がVisaのタッチ決済に対応したカード(クレジット、プリペイド、デビット)をかざすだけで、バス運賃の収受が完了するというもので、首都圏を運行する路線バス(高速バスを除く)では初の試み。
対象となる路線は、109系統特急(首都高速道路経由)。同路線では、これまで、交通系ICカード(PASMO/Suica等)、市営バス定期券、1日乗車券等が利用できたが、加えて、Visaのタッチ決済での利用が可能となる。なお、バス車内で現金の利用(運賃の支払い・ICカードチャージ等)はできないとのこと。
実施期間は、令和3年10月1日~令和4年9月30日の予定。