パナソニックは11月1日に、マッサージチェアの新モデル「スリムプロ(EP-MA61)」を発売する。価格はオープン、推定市場価格は450,000円前後。本体カラーは、モカブラウン&アイボリー、ブラック&ダークグレーの2色。
新しい生活様式が広まるなかで、疲労回復のためにマッサージチェアへの関心が高まっているという(パナソニック調べ)。ただ、多くのマッサージチェアはかなり大型なので、家庭に導入するには置き場所が課題だ。
パナソニックのマッサージチェアで最上位となるのは「リアルプロ」シリーズだが、新モデルのスリムプロは、リアルプロがコンセプトとする「全身充実マッサージ」を、マッサージチェアとしてはスリムな横幅約68cmに収めたモデルだ。横幅約68mmというのは、一般的なマンションのドア幅を通るサイズでもある。
本体サイズと重さを比較すると、リアルプロ(EP-MA102)は約幅85×奥行き130×高さ120mm・約89kg、スリムプロは約幅68×奥行き130×高さ120mm・約73kg(クッションを外すと高さ約115mm)となる。フルリクライニングした場合、リアルプロ(EP-MA102)は約幅85×奥行き200×高さ79mm、リアルプロは約幅68×奥行き200×高さ75mmだ。スリムプロの座面幅は、リアルプロ(EP-MA102)と同じ約45cmを確保しており、ゆったりと座れる。推定市場価格も、リアルプロ(EP-MA102)が約600,000円前後なのに対し、リアルプロは450,000円前後とだいぶ違う(実売価格はもう少し安くなるだろう)。
マッサージ機能としては、エアーバッグで身体をホールドしつつ、首から足裏までの全身をマッサージ。リアルプロ(EP-MA102)と同じ「足裏・ふくらはぎユニット」を備え、足裏は強力に、ふくらはぎは裏から圧迫してほぐす。温感モミ玉も搭載している。
特徴的なマッサージとしては、キメ細かく動くモミ玉が首まわりをじっくりほぐして伸ばす「頸椎まわりマッサージ」、腰椎の湾曲に沿ってしっかりほぐす「腰椎まわりマッサージ」などがある。マッサージは全身自動コースが9種類、おこのみ動作が14種類。リアルプロ(EP-MA102)と異なるのは、揉捏(じゅうねつ)機能、ストレッチ機能の種類、モミ玉の可動範囲など。