日本テレビ系ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(毎週土曜22:00~)の25日の最終回放送後から、増田貴久が主演するスピンオフ『ボイスII 110緊急指令室 LAST CALL』が、Hulu配信されることが決まった。

増田貴久 (C)NTV

本編『ボイス2』の第8話で何者かに狙撃され、惜しまれながらも命を落とした石川透(増田)。人気キャラクターの突然の死に、SNS上では「回想でも過去でもなく未来で会いたい…」「透ちゃんがいないボイスを見れる自信がない…」など悲しみの声が多く寄せられ、Twitterのトレンドにもランクインした。

そんな彼が主人公の『LAST CALL』は、前作『CALL BACK』で、大切な仲間を裏切ってしまった罪悪感から警察を辞職する決意をした石川が、警察に戻る“前夜” の物語。『ボイス2』では、橘ひかり(真木よう子)の働きかけで生活安全課に異動となっていたところから始まったが、実はその背後には“衝撃必至の事件”が…。石川はなぜ警察に残ることになったのか。本作では、石川が再び警察官として歩み始めるきっかけとなった事件を描く。

コメントは、以下の通り。

■増田貴久
『ボイスII 110緊急指令室』のHulu版『LAST CALL』に出演させていただきます!
内容は1stシーズンのボイスを終えて、以前放送されたHulu版の「CALL BACK」の直後の話です。
犯人の命を奪ってしまい、兄貴を裏切り。沢山の問題を抱えた透は警察を辞める決断をしました。
それでもある事件をきっかけに透の存在を必要としてくれる人に出会います。
なぜ警察に戻ってきたのか、戻って来られたのか。
透の生きた証を、ぜひご覧ください!

■尾上貴洋プロデューサー
「石川透」は、ボイスのシーズン1と2を通じて1番と言っていいほど大きく成長していったキャラクターです。
犯罪者から脅され、愛する者への裏切りを強要され、人の命を奪い、その罪悪感に苛まれ、そしてついに自らも凶弾に倒れてしまう、、、。
特にシーズン2では石川の苦悩が全編を通じて描かれ、まさに裏のヒーローと言ってもいいくらいに育っていきました。
彼がここまでの“悲劇のヒーロー”になったのは、「人はどこまで優しくなれるのか」「人はどこまで辛さを受け止められるのか」という大きいテーマを、我々制作陣が彼に託してみたくなったからだと思います。
それをそうさせたのは俳優・増田貴久の人柄と、役に向かう真摯な姿勢にほかなりません。
感謝しています。
この物語は、シーズン1と2を繋ぐ一つの事件を描いています。
トップシーンの撮影では、秋の訪れを感じる心地よい小雨が降っていました。
ぜひこの物語をご覧いただき、石川透という限りなく優しい男がいたことを少しでも思い返していただければ幸いです。