JR九州は、鹿児島本線の熊本駅から鳥栖駅まで運行される「SL人吉」の車内で、9月18日から「きじ馬の絵付け体験」サービスを開始する。
「きじ馬」は人吉地方で作られている伝統工芸品。野鳥のキジを模して桐などの木材で胴体を作り、黄・緑・赤の顔料で着色し、胴体に車輪と紐を付け、引いて遊ぶ。こどもたちの成長を願う縁起物として、古くから親しまれている。
「SL人吉」では色鉛筆を使い、白木の「きじ馬」に好みの色や図柄を描ける。体験料は2,000円。車内ビュッフェで受付を行い、客室乗務員が「きじ馬体験セット」と体験リーフレットを座席に届ける。開始日から先着50名限定で、絵付けに使う「JR九州オリジナル色えんぴつ」もプレゼントするという。