カレーや肉じゃがなど、様々な料理で活躍するタマネギ。でも切っているときに涙が止まらなくなるのは困りもの。
タマネギで目が痛くならない技はいろいろありますが、包丁を研いだりゴーグルをする必要もない、簡単な対策もあります。国産野菜や果物の美味しい食べ方を紹介する、全農広報部(@zennoh_food)さんの投稿をご紹介します。
タマネギは
冷やして切ると
涙知らず冷蔵庫で30分くらい冷やしてから切ると涙の原因物質が出にくくて目が痛くなりにくいです~(@zennoh_foodより引用)
ちょっと字余りの俳句ですが、冷蔵庫で冷やすだけという手軽な対策方法。冷やすだけで何が変わるのかというと、タマネギに含まれる成分『硫化アリル』という物質に関係があります。
タマネギを切ると細胞が壊れ、酵素がアミノ酸を分解することで『硫化アリル』できます。この『硫化アリル』は催涙成分で、気化して涙腺回りの神経を刺激し、涙が出てしまうしくみです。冷やしておくと『硫化アリル』が飛びにくくなるため、涙が出にくくなるそう。
なお、他にも細胞が壊れにくいようよく切れる包丁を使ったり、換気扇の下で切るといったことも有効だそう。目には見えない成分ですが、痛くなる原因がわかったら対策が取れそうですね。
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— 全農広報部【公式】日本の食を味わう (@zennoh_food) September 14, 2021
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冷蔵庫で30分くらい冷やしてから切ると涙の原因物質が出にくくて目が痛くなりにくいです〜 pic.twitter.com/GYrYF7OgWJ