『めざましテレビ』のお天気キャスター・阿部華也子が、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『顔だけ先生』(10月9日スタート、毎週土曜23:40~)で、ドラマ初出演を果たすことが17日、明らかになった。

阿部華也子=東海テレビ提供

ルックスは抜群だが教師らしいことは一切しない“顔だけ”なポンコツ先生(神尾楓珠)が、次々に起こる学園内の事件に対峙(たいじ)する同ドラマ。イケメン好きな英語教師・小畑友理佳を演じる。

ほかにも、学年主任の亀高千里(貫地谷しほり)に面倒な仕事を全て押しつける川相教頭役で八嶋智人、亀高の親友で恋愛対象が男性の音楽教師役で三浦涼介、父親の借金・母親の病気で大人にならざるを得なかった“苦学生”役で櫻井海音、金髪の明るいムードメーカー役で綱啓永らの出演が決まった。

コメントは、以下の通り。

■阿部華也子
オファーを頂いたときは初めてなので、私大丈夫なのかなという気持ちは凄くありましたが、本当に嬉しかったです。
『めざまし』のメンバーには実はまだ今回のドラマ出演をお知らせしていなくて…。
多分、お話したら驚きつつも喜んでくださるのではないかと思いますね。
小畑先生は結構ハチャメチャな所もあるんですけど、本当はいろいろ考えている先生なんだろうなというのは感じています。
神尾さんはあまり台本を現場で持っている姿をお見かけしなくて、凄いなと思います。
貫地谷さんは「私が初めてドラマに挑戦するんです」って言ったらすごく優しく声をかけてくださいました。
初めてのドラマに初めての教師役、全てが初めてだらけなので右も左もわからない状態ではありますが、私らしく頑張ります。

■八嶋智人
役柄が教頭先生だと聞いたとき、「えっ、もうそういう感じなの、俺?」みたいなある種のショックがありましたね。自分も何か若いつもりでいるんですけど、やっぱりいつの間にかすっかりおじさんなんだなという…。
このドラマは『顔だけ先生』というタイトルですが、顔は関係ない人間性がすごく魅力的に見えてくる物語です。教育現場に遠藤先生という、顔がいいことは当たり前で気ままに生きてきた人が入ってきて、他の人間からすると気づかされることがたくさんある…。
むしろ言いたいことは“顔だけじゃない”ということで、面白く作られているなと思います。
神尾さんは、目の奥が綺麗で吸い込まれそうな瞳をしていて、超越した妖精のような雰囲気が役柄にマッチしていると思います。
貫地谷さんは、以前ドラマで共演してからそのメンバー全員で仲が良いんです。お芝居では、こっちが何か仕掛けてもちゃんと乗っかってくれて、さらに向こうから仕掛けてくるので楽しいです。
大事なものは何か、壁やボーダーをなくして、いろんなものを見る。自分の日常にも、よりよく生きるヒントが隠されているのではないかなと思います。ぜひオンエアをご覧ください。

■三浦涼介
ここ最近僕は、連続ドラマにあまり参加する機会がなく舞台中心に活動していたので、オファーをいただいたときは嬉しかったです。
神尾さん、八嶋さんは過去に共演させていただいたこともあって、久しぶりに会えて凄く嬉しいです。
実は、貫地谷さんのお芝居が大好きで。親友という役どころなので、今後一緒にお芝居をするのがとても楽しみです。
教師としての生徒との関係や、貫地谷しほりさん演じる亀高との友情など、ドラマ内の信頼関係も見ごたえのあるものになるといいなと思っています。
僕が演じる早坂という人間も実は心にいろいろ抱えていて、それを周りにはカミングアウトをしている設定があります。
凄く繊細な描写もありつつ、コメディタッチで楽しいドラマです。キャストの皆さん、スタッフの皆さんと共に力になれるよう、精一杯頑張りたいと思いますので、ぜひご期待いただければと思っています。

■櫻井海音
同世代の役者さんとの共演や学園モノは初めてだったので、出演が決まった時はまずとても嬉しかったです。台本を読んでから、世界観や少し不思議な話の中に色んな希望やドラマがあって、それを引き出す芝居をすることがとても楽しみで、クランクインまで高揚感でずっとフワフワしていました。僕が演じる市川大輔は、大人の階段を自分の意志とは無関係に登っていってしまい、どれだけ仲がいい友達にも悩みや弱音を吐かないとても強い人間です。大人にならざるを得ない状況は僕自身も多々ありますが、大輔のそれを吐き出さない強さ、男としてのカッコよさは自分には持ち合わせていない部分だと思います。撮影では、学生時代一度も制服を着たことがないので、制服が凄く新鮮でしたし、同じ教室に同世代の人がたくさんいると学生に戻れた気分で幸せでした。人間ってこんなにみんなバラバラで、色んな価値観を持っているという事が見えてくると、より楽しむことができると思います。精一杯、大輔の役とぶつかってきたので、ぜひ注目していただけると嬉しいです。

■綱啓永
オファーを頂いたとき、ガッツリメインで学園モノに出演したことがなく、若いうちに出演したいと思っていたので、「ついに来た!」と凄く嬉しかったです。演じる佑太は、明るくてやんちゃで典型的な”陽キャ”です。彼女の前ではかまってちゃんな所もあって、佑太は演じていて可愛いなあと思うシーンが多いです。僕自身と結構似ている部分が多いと思っています。現場では久々に学生に戻った感覚で、青春を味わいながら撮影しています。生徒役の中では年上の方で、中には現役の高校生もいるので、「自分も大人になったなあ」と思うこともあります。また、もう慣れましたが、先生役が友達の神尾楓珠なのが最初は慣れなくて、不思議な感覚でした(笑)。僕たち 2B のクラスの空気感を味わいながら、生徒や先生に共感できる部分も多々あるので、一人でも多くの方に見て頂きたいです。『顔だけ先生』よろしくお願いいたします!