JR北海道は16日、北海道胆振東部地震から3年を迎え、創造的復興・創生の気運を高めることを目的に、おもに日高本線(苫小牧~鵡川間)でキハ40形を使用した「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」の運行を10月2日から開始すると発表した。
「むかわ竜」は2019年に発表された「カムイサウルス・ジャポニクス」の略称で、むかわ町穂別で国内最大の恐竜全身骨格化石として発見された。「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」は、キハ40形1両を使用したラッピングトレイン。10月2日から日高本線苫小牧~鵡川間などで定期列車として運行される。
運行開始日の10月2日、鵡川駅で「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」の出迎え・出発式を開催。キハ40形「道央 花の恵み」車両と連結した編成で、8時20分に鵡川駅に到着し、8時37分の発車を予定している。鵡川駅1番ホームにて、むかわ町公式キャラクター「むかろん」と苫小牧市公式キャラクター「とまチョップ」を迎え、「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」の記念撮影会も開催される。
また、10月2日の苫小牧駅5時45分発・鵡川駅6時13分着、鵡川駅7時11分発・苫小牧駅7時42分着、苫小牧駅7時52分発・鵡川駅8時20分着、鵡川駅8時37分発・苫小牧駅9時5分着の「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」に乗車すると、名刺サイズの乗車証明書がプレゼントされる。同日の鵡川駅8時37分発・苫小牧駅9時5分着「カムイサウルス(むかわ竜)復興トレイン」において、むかわ町民を対象とした無料試乗会も開催。むかわ町役場総務企画課政策推進グループにて先着20名の参加者を受け付ける。