歌手の氷川きよしが、女優の伊藤万理華主演のテレビ東京系木ドラ24『お耳に合いましたら。』(毎週木曜24:30〜)の最終話に出演することが16日、明らかになった。

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    氷川きよし

同作はオーディオストリーミングサービス「Spotify」と共に、ポッドキャスト番組と連動させたオリジナルドラマ。主人公・高村美園(伊藤)があるきっかけからポッドキャスト番組をはじめていくパーソナリティ成長記で、「どこの街にもある、決して特別ではない、でも欲さずにはいられない」魅惑のチェーン店グルメ・通称“チェンメシ”を番組のテーマに“チェンメシ愛”を語っていく。ドラマ内で主人公が配信する音声は、実際にポッドキャスト番組としてSpotifyで配信を予定している。

氷川は30日深夜放送の最終話に、劇中では美園が“kiiさま”と呼び慕い、愛聴しているポッドキャスト番組『氷川きよしkiiのおかえりごはん』は実際にSpotifyにて配信しているだけでなく、ポッドキャストランキング1位を獲るなど注目を集めている。ドラマではこれまで美園のポッドキャスト収録シーンに、チェンメシ店員に扮するラジオ界のレジェンドパーソナリティたちが出演してきたが、最終話は「カレーハウスCoCo壱番屋」のユニフォームを着た“kiiさま”が登場する。

氷川きよし コメント

最初、ドラマの主人公・美園さんが氷川きよしの大ファンという設定だと聞いて、なんか嬉しかったですね。ドラマも見てますが、主人公の部屋にポスターが貼ってあったり、グッズが飾ってあったり、鍵に自分のキーホルダーがついていたりして、嬉しいなぁって思いました。それに美園さんが私のポスターに向かって拝んでましたね。拝んでもなんのご利益もないですけど(笑)。実際のポッドキャスト番組と連動している、というのも嬉しかったです。ドラマのエンディングでも、Spotifyのオリジナルポッドキャスト番組「kiiのおかえりごはん」の宣伝もしてくださって、それも励みになりました。実際にこの「kiiのおかえりごはん」の収録も毎回楽しくて、ライフワークになってきています。
今回、ドラマにも出演させていただくことになり、主人公・美園を演じる伊藤万理華さんにも実際にお会いしましたが、とても素直な感じが伝わってくる方で、ピュアで心が綺麗なんだろうな、という感じがしました。一緒に演じさせていただいて、本当に楽しかったです。これからも女優さんとして輝いていただきたいですね。今回ちょっと短かったので、もう少し長く共演していたかったです。ドラマ出演は十何年ぶりでしたけど、やはり楽しいですね。たくさんの方々が一つになってモノづくりをしていて、瞬間瞬間は本当に真剣勝負で。舞台とは違って、時間経過をバラバラに収録したりするので、そこを想定しながら撮影するのは大変なんです。最初にエンディングを撮ったりすることもあるので、そこをちゃんと理解して演じるというのは、やはり役者さんというのはプロなんだなと思います。
ドラマの最終回に出演させていただきますが、主人公の美園さんとのやさしい空気感を感じていただけたらと思います。「カレーハウスCoCo壱番屋」の制服も着させていただきましたが、コンサートでのキラキラした衣装や普段着ともまた違った、新鮮な感じも見どころかなと思います。制服を着るのもデビュー前にアルバイトしていた時以来ですから、そこも楽しんでいただけたらと思います。

(C)「お耳に合いましたら。」製作委員会