アットホームは9月14日、「不動産のプロが選ぶ! 『オンライン内見・重要事項説明で気を付けるポイント』ランキング」を発表した。同調査は6月1日~7日、オンラインでの内見・重要事項説明を行ったことがある全国のアットホーム加盟店を対象に実施した。
オンライン内見を行っている加盟店158店に、オンライン内見で気を付けるポイントを尋ねたところ、最も多い回答は「当日までにアプリやシステムなどの準備をしておく」(62.0%)だった。2位は「パソコンやスマートフォンを充電しておく」(51.3%)、3位は「安定した通信環境を整える」(40.5%)となっている。
「共有部分も見せてもらう」「周辺環境を見せてもらう」が各37.7%で4位にランクインした。不動産会社のコメントでは「大通りから物件までや駅から物件まで、歩きながら案内すると感謝されました」といった声もあり、現地に足を運べないため、部屋の外の雰囲気についても確認してもらこともポイントのようだ。
オンラインで重要事項説明をしている加盟店152店に、オンラインでの重要事項説明の際で気を付けるポイントを聞くと、「当日までにアプリやシステムなどの準備をしておく」(71.1%)が最も多かった。2位は「契約書、重要事項説明書などの書類を手元に用意しておく」(70.4%)、3位は「事前に契約書、重要事項説明書などの書類を読んでおく」(59.2%)だった。
不動産会社のコメントでは「直接会って説明できないため、説明後に返送いただく書類に不備が多かった」「重要箇所の説明が理解されているか分かりにくかったので、重要な箇所は二度説明した」といった声があった。
不動産会社にオンラインで行った際のエピソードを聞いたところ、「検討しているお部屋をいくつかオンライン内見し、その中で一番気に入ったお部屋を今度は実際に内見されたお客さまに、「効率的に決めることができた」と言っていただけました(東京都)」「県外でお店に来られない方に、「IT重説で手間が省けました」と言っていただけました(大阪府)」というコメントが寄せられた。
中には海外から手続きをしたというケースもあったという。また、県外移動や対面のやり取りを自粛している人から、コロナ感染対策になって良かったという声も寄せられたとのこと。