ソフトバンクは、9月15日よりLINEMOがPayPay残高での利用料金支払いに対応したと発表した。2021年9月分の支払いから利用できる。手続きはMy Menuから行えるが、事前にLINEMOの契約回線とPayPayアプリの連携設定が必要となる。
PayPay残高での支払いが行えるのは基本料金、パケット定額料金、通話料/通信料、オプション月額料にあたる分で、「ソフトバンクまとめて支払い」やコンテンツ情報料、ユニバーサルサービス料、消費税、国際料金はPayPay残高による支払いの適用対象外となる。
PayPay残高での支払いを行う場合、手続き時に指定した金額が保証金としてソフトバンクに預けられ、請求締め日ごとに保証金から対象料金の支払いが行われる。指定できる最高金額は1万円。請求締め日に確定した請求額が保証金として預けられた金額よりも少ない場合、超過分は翌月の請求額に繰り越して適用される。繰り越しは最大9カ月間で、9カ月目の支払い後に残った超過分は返還される。
預けた保証金が残った状態でLINEMOの回線を解約した場合、残額分は返還される。ただし、連携したPayPayアカウントを解約している場合は返還不可となる(9カ月の繰り越し後の超過分返還についても同様)。またLINEMOの回線を譲渡/承継した場合、保証金は引き続き譲渡/承継後の回線の料金支払いに充当される。