夜寝る前にしっかり乾かしたのに、翌朝にはどうやっても髪がまとまらなくなってしまう~! とお悩みの方に、朗報です。朝起きたときのワンアクションで、髪のまとまりが変わるそう。名古屋の美容室 SELAh代表で、Twitterで髪のお役立ち情報を発信されている美容師のりょうさん(@ryoyano0701)の投稿が話題になっています。

  • ※画像はイメージです

覚えておいて。美容師は当たり前にやってて、意外と知られてないけど『寝起きにドライヤーをかける』。これやると髪の水分量が整う。まとまりが続く。クセが強いところは濡らしてから。温風のあとに冷風30秒。キューティクルを引き締める。今日から試してみて欲しい。雨の日も、髪が湿気に負けないよ。(@ryoyano0701より引用)

「寝起きに、温風と冷風のドライヤーをかける」という美容師直伝のコツに、「朝に髪をブローするのは、その為だったんですね! 納得しました」「プロが教えるライフハック ホントありがたい」とコメントが続々。この投稿には、5.7万件のいいね、1.1万件のリツイートと大きな反響がよせられています。

実際に実践したという方からは「疑い半分で実践したらまじで髪の毛のまとまりがよくなりました……! なにこれすごい」「今日試したらツヤツヤなりました」「これ昨日見かけて今日テキトーに試してみたらめっちゃ髪が調子良さげだからTwitterってスゴいねと」という報告も。そして「そう、ほんとにそうなの わたしも美容師なってからドライヤー重宝してるしまじで髪の毛まとまるから寝起きはまずドライヤー!!!!!」と、同じ対応をしている美容師の方も。

朝ひと手間かけるだけで、髪のまとまりが変わるというこのやり方、投稿者のりょうさんに、もう少し詳しくお話を伺いました。

美容師にとっては常識!? 投稿者に聞いてみた

――気になるところは濡らすとのことですが、そこ以外は乾いた髪にそのままドライヤーをかけるのでしょうか。髪がぱさぱさになってしまいそうです。

勿論ドライヤーのかけすぎはNGですが、時間が短ければ大丈夫です。温風20秒冷風30秒くらいで。心配な方は温風時間を短くするか、ミルクやオイルをつけてからドライヤーすると安心です。洋服のシワを低温アイロンでササっと伸ばすイメージです。

――なお、りょうさんはその後の投稿で、さらに細かいかけ方も紹介されています。

ドライヤーのコツ。まず前髪。クセが気になる部分から。地肌をこするのが基本。分け目がつかないように。色んな方向から風あてて。下を向き、「つむじ周り」と「後頭部」の根元は特にしっかり。8割ふつうに乾かして、一度オイルをつけなおす。残りの2割は冷風で。これが一番ツヤがでる。(@ryoyano0701より引用)

――実際に試した方がいたり、多くの方から反響が寄せられております

美容師の当たり前が、一般の方にとっては特別なことなのだと実感しました。正しい知識さえ分かれば誰でも綺麗になれると思うので、これからもお役に立てるような発信を続けていきます。


プロの美容師直伝のこのテクニック、朝数分時間をかけるだけで、一日の髪の調子がグッと変わりそうです。秋になって雨がちな日も続きますが、湿気に悩む方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?