パーソルキャリアは9月13日、「1,000万円プレイヤーの仕事における『夢』」に関する調査結果を発表した。調査は2019年8月、会社勤めの男女(フリーランスは除く)1,000人を対象にインターネットで行われた。
1,000人の内訳は20代~50代で年収1,000万円以上の500名(以下、1,000万円プレイヤー)と、20代~30代で年収300~600万円未満の500名(以下、平均年収層)となる。
調査結果は以下の通り。まず、「今現在、仕事における『夢』はありますか」と聞くと、「明確にある」「ある」「どちらかといえばある」と回答した1,000万円プレイヤーは50.6%、 平均年収層は33.0%となった。
そして、「明確にある、ある、どちらかといえばある」と答えた回答者に「あなた自身の仕事における『夢』を、 周囲の誰かに話していますか」と聞いたところ、誰かに話した人の割合は「1,000万円プレイヤー」(54.9%)、「平均年収層」(55.8%)だった。
さらに、「誰に話しているか」尋ねると、1,000万円プレイヤー、平均年収層ともに「家族、 配偶者」で6割を超えた。また、平均年収層と比較して、1,000万円プレイヤーは「職場の人(上司、先輩、同僚、後輩)」(46.8%)、「仕事上の関係者(顧客、取引先など)」(15.8%)となっている。
次に、周囲の誰かに話した人に「話した理由」を尋ねると、 1,000万円プレイヤーは1位「協力してもらうため」(49.6%)、2位「応援してもらうため」(36.7%)、3位「実際に言葉にすることで、夢の内容をより明確にするため」(32.4%)、4位「実際に言葉にすることで、自身の中でより強く意識付けするため」(30.9%)、5位「自分を追い込むため」(23.7%)となっている。
また、平均年収層は1位「応援してもらうため」(41.3%)。2位「協力してもらうため」(37.0%)、3位「実際に言葉にすることで、自身の中でより強く意識付けするため」(28.3%)、4位「アドバイスや参考情報をもらうため」(25.0%)、5位「実際に言葉にすることで、夢の内容をより明確にするため」(21.7%)という結果だった。