声優の平田広明が、18日に放送される日本テレビ系ドラマ『ボイスII 110緊急指令室』(毎週土曜22:00~)の第9話に出演する。

  • 平田広明=日本テレビ提供

「ボイス=声」にかけて、毎話人気声優がどこかに起用される同ドラマ。第9話に登場するのは、『ONE PIECE』サンジ役、『TIGER & BUNNY』鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー役、『最遊記』沙悟浄役、『パイレーツ・オブ・カリビアン』ジャック・スパロウの吹き替えなど、渋くセクシーな声で多くのファンを虜にし続ける平田だ。

単独ワンショットの出演シーンだったという平田は「短いセリフでしたが難しく、ものすごく緊張しました」とコメント。撮影当日、監督にクールな役名をつけてもらったというが、果たしてどんな役名なのか…。

コメント全文は、以下の通り。

――出演オファーが来たときの印象はいかがでしたか?

正直、とてもびっくりしましたが、各話どこかに声優が出てくるとのこと。放送を拝見したらその日は関智一さんが楽しそうにお芝居なさっていました。映像のお仕事は不慣れですが、お声を掛けて頂き大変光栄です。

――実際の撮影はいかがでしたか?

短いセリフでしたが難しく、他の役者さんとの掛け合いではなかったのでものすごく緊張しました。何度もNG出してごめんなさい。独りセリフは怖いです。

当初、名前の無い役でしたが、撮影当日、監督が最高にクールな苗字を付けて下さいました。

――今回の出演を経て、また『ボイス』に出ることがあるなら、「こんな役をやってみたい・こんな役をやってみたかった」などございますか?

時代劇なら斬られ役をやってみたいと思っているので、刑事ドラマなら思いっきり殺されてみたいです。流れ弾に当たって死ぬ、ストーリーに一切関係ないおじさんとか。画面の外の奥の方で微かに聞こえる「なんじゃこりゃああ!」が、主役の声にかき消されてる感じが最高です。

――「声のプロ」である平田さんから見て、声をテーマにしたこの『ボイス』というドラマはいかがですか?

以前、一瞬の表情変化で心理を読むという海外ドラマの吹き替えをしたことがありますが、同じように声のトーンの僅かな変化で隠れた心理を暴くというのは大変興味深いです。また声だけでなく、吐息や足音などにも色んな情報が隠されている。耳をダンボにして観なくっちゃならないドラマです。

――ファンの方に一言、お願い致します!

僕のボイスを聴いて「平田緊張してるぞ」とか分析するのはやめてください。