Amazonは、Fire TVシリーズで初めてWi-Fi 6に対応する「Fire TV Stick 4K Max」を発表した。価格は6,980円。既に予約受付を開始しており、10月7日に出荷開始する予定。
テレビなどのHDMI端子に直接挿して、さまざまな映像配信サービスなどが楽しめるスティック型デバイス。10月7日23時59分までの期間限定で、同製品とバッファロー製Wi-Fi 6対応ルータ(WSR-1800AX4S)のセット販売も行い、価格は12,780円。
1.8GHzクアッドプロセッサーと2GB RAMを搭載し、従来のFire TV Stick 4Kより40%パワフルになり、アプリの起動がより速く、コンテンツ検索やアプリの切り替えも滑らかになったという。対応機器と組み合わせることで、Dolby Atmosの立体感あるサウンドや、Dolby Vision、HDR10、HDR10+の鮮明な映像も再生できる。
また、Fire TVシリーズで初めてWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)をサポート。対応ルーターと組み合わせることで、4Kコンテンツを滑らかに再生できるだけでなく、Wi-Fi 6に接続した複数のデバイスでストリーミング再生するときにも安定した接続を実現する。
多数のアプリや約3,500ものAlexaスキルにアクセスでき、動画配信サービスはAmazon Prime Videoに加えて、Netflix、YouTube、Disney+、Hulu、DAZN、Paraviなどをサポート。ほかにも、Amazon MusicやApple Music、Spotifyといった音楽ストリーミングサービスを利用できる。
付属のAlexa対応音声認識リモコンには4つのアプリボタン(Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Amazon Music)を搭載しており、各アプリをリモコンから直接起動できる。同リモコンでは従来通り、音声でコンテンツ検索したり、対応するテレビやサウンドバーなどの電源やボリュームを操作することも可能だ。
無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 6)に対応。Bluetooth 5.0 + LE対応で、手持ちのBluetoothスピーカー/ヘッドホンをペアリングできる。ストレージは容量8GB。給電端子はMicro USB。
HDMI端子を含む本体サイズは108×30×14mm(縦×横×厚さ/従来のFire TV Stickは86×30×13mm)。重さは48.4g。給電用USBケーブルや電源アダプター、HDMI延長ケーブル、リモコン用の単4形電池2本などが付属する。