女優の内山理名が、きょう9日放送のテレビ朝日系ドラマ『IP~サイバー捜査班』(毎週木曜20:00~)第8話に出演する。

  • 左から内山理名、佐々木蔵之介=テレビ朝日提供

同作は「サイバー犯罪の脅威」×「人間ドラマ」を融合させた新しいミステリーで、京都府警本部が新たに設立した「サイバー総合事犯係」の物語。ついに最終章へ突入する第8話では、政治家や著名人のスキャンダルをねつ造した“ディープフェイク動画”が拡散される事案が多数発生する。内山演じる警察庁官房企画室長・桐子香澄は、事件の背後で暗躍する犯罪インフラが京都市内の複数のフリーWi-Fiスポットを利用していることを突き止めたといい、サイバー総合事犯係に連携を依頼。彼女とタッグを組んで捜査を進めた安洛一誠(佐々木蔵之介)は、容疑者が現職の警察官であることを暴くが、犯人に翻弄されまくることに。ディープフェイク動画大量流出事件に潜む巨大な悪意とは。

また、息子である多和田昭平(間宮祥太朗)から最終報告を受けた警察庁官房審議官・楡井文則(升毅)は、安洛の警察庁への引き抜き工作を加速。安洛の異動話を知った古宮山絆(福原遥)は激しく動揺する。

内山と佐々木ががっつり共演するのは、ドラマ『ハンドク!!!』(01年 TBS)以来約20年ぶり。内山は「今回の演出を担当された神徳幸治監督もその作品でご一緒しており、撮影の合間では当時の懐かしい話もしました。今回(佐々木さんとは)久しぶりにお芝居をご一緒させていただいたのですが、集中力の高さとストイックさに驚きました」と語った。

また「最終章ではディープフェイク動画の恐ろしさがとてもよくわかり、ストーリーが進むにつれてゾクゾクすると思います」とみどころを明かし、「後半からの香澄の表情にも注目して見てほしいです。何かのヒントがあるかもしれません」と、思わせぶりな予告も。

そして現場の雰囲気について「とても仲が良くて話題も豊富で楽しい雰囲気の現場でした。今回は外食ができない状況でしたが、撮影先の京都の美味しい差し入れの情報や、お勧めテイクアウトのお店の情報が日々飛び交っており、一緒に食事は行けなくても楽しい時間を過ごしました」と話した。