女優の大塚寧々が、きょう9日放送のテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』(毎週木曜21:00~)第8話に出演する。
50年ぶりに動き出した活動家・大國塔子(桃井かおり)が国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)の汚職疑惑糾弾を叫び、ハイジャック事件を起こすところから始まった第4シーズンも最終章へ突入。「キントリ解散」が15日後に迫る中、公判で警察の公式発表を覆す真相を語り始めた塔子がなぜか急死してしまう。
裏があると直感した有希子らキントリの面々に、詳細を詮索されたくない刑事部長・北斗偉(池田成志)は、ネット通販会社の物流センターで働く主婦・あゆみ(宮澤エマ)が男性社員を誤って転落死させた事件の事情聴取を命じる。その結果、キントリのメンバー・菱本進(でんでん)が単独捜査に走り逮捕される事態に。
さらに、塔子の国選弁護人だった羽屋田空見子が菱本を救うために力になりたいと有希子の前に出現。救世主・空見子を熱演するのは大塚寧々。主演・天海と12年ぶりの共演を果たす。
2008年にドラマ『Around40〜注文の多いオンナたち〜』で天海の親友役を演じ、翌年公開の映画『アマルフィ 女神の報酬』でも天海と共演した大塚。その時以来の再共演に「優しくて本当にカッコいい天海さんとまたお芝居させていただくことができて、うれしかったです」と感激する様子を見せた。天海とのシーンについては「全力でぶつかっていきました。天海さんが全身で受け止めてくださり、本当に心強かったです」と天海を絶賛。
その一方で空見子という役どころについては「羽屋田空見子を表現することはとても難しかった」と吐露し、「とにかく1つ1つ丁寧に気持ちを拾い、心で動き、魂で感じることを大切にしました。点と点を結び、糸を紡ぐような感じでした」と明かしている。