先日は「全国うまいもん市」を行っていたスシローが、9月8日から「世界のうまいもん祭」をスタートさせた。世界各地から厳選されたネタが集まる今回のフェアは、サイドメニューやデザートまで充実のラインナップ。全部食べに行ってきた!

  • スシロー、「世界のうまいもん祭」19品全部食べてみた!

大皿は贅沢ネタをたっぷりと

今回のフェアでひときわ目を引いたのは、「特選天然本鮪8貫盛り」(1,078円)。アイルランド沖で獲れたまぐろを使っているそうで、大とろ、中とろ、中とろ炙り、赤身、漬け赤身、ねぎとろが2貫とまぐろの部位を余すことなく堪能できる一皿。

  • 「特選天然本鮪8貫盛り」(1,078円)

今だけねぎとろが1貫多くついているそうで、お得感あり。普段ここまでまぐろを一気に食べることもないので、部位でこんなに味が違うのかと楽しめる一皿だった。

  • 「世界の海老食べ比べ」(528円)

こちらも大皿の「世界の海老食べ比べ」(528円)。3種の海老は、棒寿司になったメキシコブラウン海老、ランプフィッシュキャビアをのせた贅沢な天然のぼたん海老、ぷりぷりで弾力あるマダガスカル産の海老。アレンジ方法が様々で、海老をじっくりと味わいたい人には外せないメニューとなりそうだ。ちなみに海老の頭は素揚げしてあるので、そのままサクサクと余すところなく食べられる。

フェアメニューはお得価格多め!

  • 「濃厚うに包み」(110円)

スシローでは通常メニューにうにがないそうで、今シーズンの新物となる「濃厚うに包み」(110円)が登場。とろっと濃厚なうにを自分で包んで食べるので、おいしさをダイレクトに味わえる。苦味の少ないうにのうまみは絶品で、110円というお得感も見逃せない。

  • 「本格フカヒレにぎり」(330円)

高級食材を使った「本格フカヒレにぎり」(330円)は、ツヤッツヤな見た目でフカヒレはしっかりとしたサイズ感。柔らかながらも、少しコリコリした弾力があり贅沢な味わいを楽しめる。やさしい味付けが上品で、高級なものを食べている! という感じがした。

  • 「とろきんきの炙り」(330円)

こちらも高級魚の「とろきんきの炙り」(330円)。脂のりがよく甘みも感じる身で、炙りにすることで香ばしく、特に皮目はぎゅっとうまみが詰まっていた。“とろ”きんきとあって、食べると柔らかくとろけるようにおいしさが広がっていくのがたまらない。

  • 「筋子にぎり」(165円)

濃厚なコクが詰まった「筋子にぎり」(165円)。見た目から濃さが伝わってくる新鮮な筋子は、塩辛さがあまりなくうまみを堪能できた。大根おろしやネギがほどよいアクセントになり、より筋子のコクを味わえた。

  • 「サーモンアボカドロール」(165円)

「サーモンアボカドロール」(165円)は、サーモン・アボカド・チーズ・マヨネーズ・とびこと間違いなくおいしい組み合わせ。一口サイズで食べやすく、中にはキュウリも入っていて、柔らかなサーモンとアボカドにプチプチのとびこ、シャキシャキのキュウリと様々な食感も楽しめる。

  • 「ローストビーフ」(165円)

ウルグアイ産のビーフを使っているという「ローストビーフ」(165円)。しっとりとして赤身肉の肉らしいうまみを感じられた。上にのっている山わさびは、ツンとした辛さが強くなく、より肉のうまみを際立ててくれている。

  • 「厳選 太刀魚天ぷらにぎり」(165円)

1貫ながら大きいネタが目を引く「厳選 太刀魚天ぷらにぎり」(165円)。オマーン産の太刀魚は大型のものを厳選しているそう。サクサクの天ぷらは骨を感じることなく食べられた。卓にある甘タレをかけて食べるのもよさそうだ。

  • 「とろ煮穴子」(165円)

「とろ煮穴子」(165円)も1貫のメニュー。横から見るとふっくらと身が厚く、食べてみるととろけるような食感。とにかくとろとろで、しゃりに絡む身がまたおいしい。脂のりがよく、甘みがありつつ、やさしい味わいで、満足感のある一皿。

  • 「天然つぶ貝」(165円)

アイルランド産の「天然つぶ貝」(165円)は、素材の鮮度を感じるコリコリとした食感が貝らしく食べ応えがあった。貝も大きく、噛むほどにうまみが出てきてしっかりと味わいたくなるおいしさ。

  • 「びんとろ」(110円)

「びんとろ」(110円)は、脂がのっていてまぐろの甘みを感じられる。柔らかな身は舌触りがよく、とろけるような食感。大皿と合わせてまぐろの様々な部位を食べ比べてみてもよさそうだ。

  • 「大切りサーモン」(110円)

定番のサーモンは「大切りサーモン」(110円)として登場。価格はそのままに、大きいサーモンを食べられるのでお得な一皿。

サイドメニューは本格派

続いてサイドメニューを見ていこう。中国・四川の火鍋ラーメン、イギリスのフィッシュ&チップス、韓国のヤンニョムチキンと、各国のうまいもんが大集合していた。

  • 「本格四川火鍋ラーメン」(385円)

まずは「本格四川火鍋ラーメン」(385円)。白湯スープと香辛料を使った辛いスープの2つを味わう火鍋イメージしたこのメニュー、朝天辣椒(チョウテンラージャオ)という唐辛子を使っていてかなり本格的な味わいだった。顔から汗が噴き出してくるタイプで、一気にすすると思わずむせてしまうほど。スープのうまみが癖になりもう一口! と食べたくなるおいしさだった。ちなみにスープに浮かんでいる朝天辣椒はとにかく辛いので、香り付けとして楽しむほうがよさそうだ。

  • 「フィッシュ&チップス」(308円)「ヤンニョムチキン」(363円)

「フィッシュ&チップス」(308円)は、白身のフライがスパイスがきいていておつまみにもなりそうな味付け。タルタルソースが添えられているので、ポテトやフライをディップしながら食べられる。

「ヤンニョムチキン」(363円)は、甘辛な味付けで、辛さが少し強めな印象。お子様にはちょっと辛いかもしれない。辛さのあとに甘みを感じ、あとを引くおいしさに箸が止まらない。

デザートは各国のスイーツ

「世界のうまいもん祭」ラストはデザート! こちらも各国の有名スイーツをスシロー流にアレンジしているようだ。

  • 「ボーノ! イタリアンプリン」(198円)「Tasty! ヴィクトリアケーキ」(330円)、「ハオチー! とろける杏仁豆腐パフェ」(308円)

イギリスのヴィクトリア女王が愛したといわれている「Tasty! ヴィクトリアケーキ」(330円)。スポンジの間にラズベリージャムが挟まれているシンプルなケーキで、ふわふわなスポンジはバター風味。すっきりとした甘さで人気の「べつばらクリーム」と合わせることで、贅沢なケーキを楽しめる。

「ハオチー! とろける杏仁豆腐パフェ」(308円)は、ぷるんととろける杏仁豆腐に、甘酸っぱいいちごやアイスを合わせた一度にたくさんの味を楽しめるスイーツ。杏仁の香りがよく、くどくない甘さなので食後にもぴったりな味わい。

「ボーノ! イタリアンプリン」(198円)は、見た目はシンプルながら食べてみると滑らかで濃厚な味わいだった。ちょっと甘いもので締めたいときにもちょうどよいサイズ感。味は本格的なので満足感もある。

匠の一皿も「うに」

フェア商品のほか、人気の「匠の一皿」からは、新たに「新物うに鮨し人流3種盛り」(528円)が登場していた。富山県のすしの名店「鮨し人(すしじん)」の木村泉美氏が考案したそうで、うにとなめろう、昆布締め、アボカド和えの3つのネタを楽しめる。

  • 「新物うに鮨し人流3種盛り」(528円)

どれも絶品だが、個人的にぐっときたのはなめろう。味噌がうにの甘みを引き出していて、口に広がるうまみは絶品。酒のつまみにも合いそうなおいしさで、一口で食べ終わってしまうのが惜しいほどだった。

テイクアウト限定メニューも

最後は、自宅でも楽しめるテイクアウト・デリバリー限定商品があったのでこちらも紹介しておこう。「世界のうまいもん祭」フェア限定の商品からは「うにづくし」(660円)が期間限定で登場。1貫110円というお得なうにをたっぷり6貫味わえるメニューだ。

  • 上から「天然車海老の押し寿司」(970円)、「うにづくし」(660円)、「海鮮ばらちらし」(640円)

また、「海鮮ばらちらし」(640円)、「天然車海老の押し寿司」(970円)も新たに登場。ばらちらしは、まぐろやえび、いくらなどネタがたっぷりのったボリュームあるメニュー。車海老の押し寿司は、ハーフサイズ(500円)も販売するという。

スシローの「世界のうまいもん祭」、かなりの品数で様々な国のネタを味わうことができた。特にサイドメニューはどれも本格的な味なので、ぜひ食べてみることをおすすめしたい。