Lenovoは9月8日、オンライン発表会「Lenovo Tech World 2021」を開催し、Thunderbolt 4接続でドッキングステーションとしても利用できるディスプレイ「ThinkVision P27u-20」や、ゲーミングディスプレイの新製品として24型の「G24e-20」、27型の「G27e-20」を発表した。

日本国内向けの取り扱いは未定だが、アメリカではThinkVision P27u-20が769ドル、G24e-20が209ドル、G27e-20が239ドル。2021年10月から順次発売するとしている。

ThinkVision P27u-20

  • ThinkVision P27u-20

ThinkVision P27u-20は、Thunderbolt 4接続に対応して映像入力、データ通信、電源供給をUSB Type-Cケーブル1本で行える点が特徴のディスプレイ製品。ダウンストリームとしてUSB 3.2 Type-A×2、Type-C×1を備え、RJ-45端子による有線LAN接続もサポート。ノートPCには最大100Wまで給電でき、別途ドッキングステーションを使わなくてもノートPCの接続性を大きく拡張できるとしている。

スタンドはスウィーベルとピボットに対応し、用途に応じた角度に調節して利用できる。パネルはIPSで、解像度は4K(3,840×2,160ドット)。DCI-P3を99.1%カバーする色再現性に加え、DisplayHDR 400に準拠。映像入力はUSB Type-CのほかにHDMI×2、DisplayPort×1からも行える。

  • 背面端子部

「G24e-20」「G27e-20」

両製品ともにVAパネルを採用し、フルHD解像度(1,920×1,080ドット)で最大120Hzの高リフレッシュレート駆動に対応するゲーミングディスプレイ。AMD FreeSync Premiumをサポートしてティアリングを抑制し、1ms(MPRT)の高速応答を実現。なめらかな画面表示で、激しい動きのゲームプレイにも向くという。

  • 「G24e-20」

  • 「G27e-20」

また、競合製品よりも低価格に抑えつつ、ゲーマーのためのアイケア機能を充実させた点も特徴。自然な低ブルーライト技術を搭載したことで、Eyesafe認定を取得。色の歪みや視覚的な品質低下を避けながらも、目の疲れからユーザーを保護し、PCゲームデザイナーが意図した通りの没入感を体験できるようになるとしている。

画面サイズ以外の仕様はほとんど共通で、輝度は300nit、色域はsRGB 95%、リフレッシュレートは最大120Hz、応答速度は1ms(MPRT)。