女優の菅野莉央と俳優の嘉島陸が、フジテレビ系ドラマ『SUPER RICH』(10月スタート、毎週木曜22:00~)にレギュラー出演することが決まった。

  • 菅野莉央(左)と嘉島陸=フジテレビ提供

キャリアウーマン・氷河衛(江口のりこ)のジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描く同ドラマ。菅野は衛の会社「スリースターブックス」創業当時からのメンバーで、センスと知性を兼ね備えたマーケティング担当・鮫島彩を、嘉島は会社オリジナルの電子書籍を生み出す編集部で働く鬼頭流星を演じる。

鮫島は、持ち前のセンスと鋭い分析力で世の中の動向や流行を敏感にキャッチする優秀なマーケター。衛を心底慕い、会社や同僚のことも大好きなため、のびのびと自身の能力を遺憾なく発揮している。衛は鮫島のマーケティングセンスや仕事のスキルを高く買っており、また、コミュニケーション能力にもたけているため、いざというときに意見を求めたくなる存在でもある。

鬼頭は沖縄出身で、アロハシャツスタイルがトレードマーク。社長の衛が、編集部に時折現れるたびに緊張しているが、一方で編集長の碇健二が衛に物おじせず、好き勝手に意見を言えていることを不思議に感じている。「スリースターブックス」のオリジナル作品でヒットを出すために日々懸命に働く。

コメントは、以下の通り。

■菅野莉央
素晴らしいチームの皆さまに加えて頂くこと、魅力的な役を任せて頂いたこと、身に余る機会を頂いたと思いました。同時に、ご一緒したことのあるキャスト、スタッフの方々もいらっしゃって、心強いです。台本を読み、1話から衛さんというキャラクターと、どんどん展開してゆくスピード感に惹かれ、どうなっていくんだろう?と先が気になりワクワクしました。オリジナル作品ということで、毎話新しい台本を頂くのが楽しみです。
今回演じる鮫島とは、表面的な性格は違うけれど、自分の価値観で物事を選択して生きていくところ、自由と責任を大切にしているところなど、ベースの部分で似ているところがあったので、それを軸に、その場その場で感じたことを大切に演じたいと思います。社員、インターン生の人間模様も含めて、スリースターブックスがどうなってゆくのか、見届けて頂けたらうれしいです!

■嘉島陸
出演が決まった時は素直にうれしかったです。不安や緊張もありますが、役に真摯(しんし)に取り組み、自分自身の糧にしたいと思っています。オリジナル作品なので先のストーリー展開が見えなくて、「これからどうなっていくんだろう?」と、ワクワク楽しみながら台本を読んでいます。「スリースターブックスのオフィスはどんな感じなんだろう?」と想像が止まりませんでした。
編集部でのシーンはクスッと笑える楽しい雰囲気もあり、監督から「明るく元気な感じで」と言われているので、そこは心がけています。流星は社員としては最年少なので、可愛い後輩感で皆に愛されるキャラクターにしていきたいです。
また、彼は僕と同じ沖縄県出身という設定なので、劇中には沖縄なまりも出ます。そこもぜひ見ていただきたいですし、多くの皆さんに『SUPER RICH』の世界を楽しんでいただけたらうれしいです。よろしくお願いします。

■金城綾香プロデューサー
菅野さんとは、幾つかのお仕事でご一緒させていただきましたが、短いシーンにも一球入魂で、台本に書かれていない以上の意味を見出してくださる方です。私の中での鮫島は、すごく軽い雰囲気を出していますが、とてもクレバーな女の子です。衛とは年齢が離れていますが、東海林達也(矢本悠馬)と同じように、活発に発言します。菅野さんが初日、演じてくださったときに、“イメージ通り!”とガッツポーズしました。嘉島さんに演じていただく流星役は、オーディションで決めさせていただきました。オーディションの中で、標準語圏内のご出身ではない方を探していました。嘉島さんに、オーディション中に即興で、地元のイントネーションで演じていただいたとき、「流星くんは嘉島さんだ!」と思いました。江口さんに演じていただく衛も関西から東京に出てきて働いています。いろんなバックボーンのある方が、ひとつのところで力を合わせて働く素晴らしさを描ければと思っています。

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