マイナビは9月7日、「マイナビ2022年卒大学生活動実態調査(8月)」の結果を発表した。調査は8月25日~31日、2022年3月卒業予定の大学生・大学院生4,795名を対象にWEBアンケート方式で行われた。
2022年卒業予定の大学生・大学院生の8月末時点での内々定率は、前年比3.7pt増の81.3%。平均内々定保有社数は2.2社と、前年から0.1社の増となった。
内々定保有者に、入社予定先企業から内定式に関して連絡が来ているか聞いたところ、「実施するが詳細は未定という連絡がきている」(38.2%)、「まだ連絡が来ていない」(33.6%)、「実施するかどうか検討中という連絡がきた(3.8%)と、75.6%が現時点で実施の有無や詳細について連絡を受けていないことが明らかに。
一方、8月末時点で「実施形式など詳細について連絡を受けている」という学生は21.2%と、緊急事態宣言が発令される中、多くの企業が新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、実施の方法を直前まで検討していることがうかがえた。
また、内々定を辞退したことがある学生に対し、辞退の際の連絡手段を聞いたところ、「電話」が71.3%、「メール」が40.6%、「LINE」が4.0%という結果に。「担当者と直接会って話す」は0.7%だった。
電話や直接会って話す以外の方法で辞退を伝えた理由を聞くと、「選考結果の連絡などをいつもその連絡手段で伝えられていたから」(27.3%)、「人事担当者に申し訳なくて伝えづらいから」(25.0%)、「相手の時間を取らない方がマナーがよいと思ったから」(21.3%)が上位に並んだ。