ユニクロは、グラフィックTシャツブランド「UT」の2021年秋冬コレクションを発表した。今回のコレクションはアートを軸にしたコラボレーションが続々と登場する。その一部を紹介していこう。
ポケモンと現代アーティストのタッグも
「ポケモン ミーツ アーティスト UT」では、ポケモンと現代アーティストがタッグを組む。今回は山口歴氏、ジェームス・ジャービス氏とのコラボを行っている。
筆跡アートによってポケモンたちの様子を描くのは、NY在住の現代アーティスト・山口歴氏。ピカチュウのしっぽをモチーフにしたイラストや、ミュウツーの勇ましい姿が印象的な一枚だ。
また、ロンドンのアーティスト ジェームス・ジャービス氏は漫画的なスタイルで楽しげなムード漂うポケモンを描く。ピカチュウをはじめカビゴンやヤドン、コダックなど、どこかユーモラスで可愛らしいポケモンが揃う。
各デザインともに、メンズのスウェット(1,990円)・Tシャツ(1,500円)、キッズのスウェット(1,500円)・Tシャツ(990円)と、大人も子どもも楽しめる。20201年9月7日時点で、全国のユニクロ店舗およびオンラインストアにて販売されている。一部デザインは9月中旬以降に発売予定。
秋冬もルーヴル美術館コラボが登場
20021年春夏に発表を行ったルーヴル美術館とのパートナーシップの一環として展開するコラボレーションが、秋冬にも登場する。
メンズはグラフィック・アーティストのピーター・サヴィル氏がデザイン。「モナ・リザ」や「サモトラケのニケ」「ミロのヴィーナス」といった同美術館を代表する所蔵品とともに、所蔵品に付けられた「目録番号」や芸術作品の構図に用いられる「黄金比」に着目したグラフィックが特徴だ。価格はスウェットが1,990円、Tシャツが1,500円。
ウィメンズは、名作が持つ繊細さと華やかさを強調したグラフィックが特徴。ドミニク・アングルによる油彩画「グランド・オダリスク」や、レオナルド・ダ・ヴィンチによる肖像画「ラ・ベル・フェロニエール」や「モナリザ」などの作品に花のモチーフをかけ合わせ、新たなアートに昇華させている。価格はスウェットが1,990円、Tシャツが1,500円。
Tシャツとスウェットに加え、新たにトートバッグも登場する。こちらは4柄で価格は590円。
いずれも9月下旬より、全国のユニクロ店舗およびオンラインストアにて販売される。
ピーナッツは"ジョー・クール"の50年記念コラボ
「ピーナッツ」からは、スヌーピーたちがクールな大学生に変身した「ジョー・クール」がコミックに登場して50年を記念したコラボレーションを実現。サングラスをかけたスヌーピーやウッドストックをはじめ、カレッジライフを謳歌するシーンやセリフが大胆にデザインされている。
カラーはどこか懐かしい色合いの、くすんだイエローやブルーが揃う。ゆったりとしたシルエットと、ゆとりのあるネックラインで、リラックスしたムードを楽しめる。
展開は、メンズがスウェット(1,990円)・パーカ(2,990円)、キッズはパーカ(1,990円)・ロングスリーブT(1,500円)を揃える。いずれも10月4日より、全国のユニクロ店舗およびオンラインストアにて販売する。