ジャニーズJr./Travis Japanの松倉海斗が、きょう8日放送のテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』シーズン7(毎週水曜21:00~)第8話に出演する。
東山紀之演じる天樹悠を中心に、海老沢芳樹(田辺誠一)、水田環(倉科カナ)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)ら7人のスペシャリストが凶悪犯罪や未解決事件に挑む人気シリーズ。
これまで天樹をはじめとした専従捜査班の先輩たちの背中を見ながら、ときにはいじられながらもまっすぐに事件解決のために走ってきた奔走してきた拓海が、第8話では親友を思うばかりにとんでもない行動に出てしまう。
事の発端は、天樹たち専従捜査班へ届いた一通の手紙。それは、14年前に起きた未解決事件の犯人を名乗る男からの「今度こそ捕まえてみろ」という挑戦状だった。14年前、兄とスーパーに来てきた7歳の女児が、目を離した隙に屋上から何者かに突き落とされた事件は、現在も迷宮入りしたままだ。被害者の兄の名前が伊藤優“マサル”だと聞き、拓海は警察学校時代の同期でルームシェアをしている伊藤優“ユウ”(松倉)と、読み方は異なるものの同じ名前だったことで驚く。偶然かと思いきや聞き込みを進める中でユウが被害者の兄である可能性が高まっていき……。その矢先、当時の事件関係者が襲われるという新たな事件が発生。拓海はやがて優のため、刑事としてあるまじき行動に出る。
拓海を演じた白洲のコメントは以下の通り。
■白洲迅
第8話の台本を読んでまず感じたのは、「これまた熱いシーンがきたな!」ということですね。基本的に拓海は熱い男なんですけど、ここまでパーソナルな部分を掘り下げて見せる“熱さ”は、これまでのものとは種類が少し違うなと感じました。また普段の拓海は、専従捜査班の中では一番の新人なのですが、今回の親友のユウの前で見せる拓海は、どちらかというと引っ張っていくお兄さんのような頼れる存在で。これまでの『刑事7人』ではあんまり見せてこなかった部分だったので、そこをどこまで表現するのかなど、あんばいを考えながら演じました。さらに、親友を思うがゆえにある行動をとるのですが、そこは監督といろいろとお話をしながら、いつもと少し違うエッジを効かせ、狂気に近い面を際立たせてやったつもりです。そういう意味では、今回はいつもの元気でうるさくて明るくて、みんなにいじられるキャラクターからの振れ幅が大きかったので、難しかったですね。
ユウ役の松倉さんは真面目で素直で、すごく気持ちが良く、とにかくいい方でしたね。それに後輩感を漂わせていて、かわいかったです(笑)。でもそういう意味では、物語の中の拓海同様、現場でもふり幅があったかもしれませんね。基本は大先輩の方々と一緒にやるのが僕の中での『刑事7人』の現場なのですが、そこに今回、年下の松倉さんとのシーンもあり、いつもと少し違う現場の空気感も味わえて楽しかったです。
拓海が加わって今シーズンで4年目ですが、拓海の頼りない面から成長している面まで見せられる、今のこのタイミングだからこそ今回の話がきてくれたのかなと思います。第8話は、ある意味拓海の中での1つ目の集大成としての回だと思うので、そういう面でも楽しんでいただきたいですね。そしてユウとの友情をはじめ、拓海の未熟さを見せる場面では専従捜査班の方たちとの絆も感じる、さまざまな“情”が描かれた熱い話なので、ぜひ熱い気持ちで見ていただけたら嬉しいです。