女優の今田美桜が、10月からスタートするテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7シリーズ(毎週木曜21:00~)に出演することが8日、明らかになった。

今田美桜=テレビ朝日提供

「いたしません」「私、失敗しないので」のセリフでおなじみの、米倉涼子演じるフリーランス外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描く大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』。野村萬斎が“最強の敵”となる内科部長・蜂須賀隆太郎役で初参戦するほか、おなじみのメンバー(内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、遠藤憲一、西田敏行)が再集結する。100年に1度のパンデミックで新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、未知子が新たな戦いへと身を投じていく。

2019年放送の第6シリーズで『ドクターX』デビューを飾った今田も、前回と同じ「東帝大学病院」の看護師・大間正子役で出演することが決定。「前回のラストで、正子は実家がある青森に帰った設定だったので、まさか続投できるとは思わなくて! 出演が決まったときは本当にビックリすると同時に、また皆さんとお会いできることが、すごくうれしかったです」と声を弾ませる。

クランクインした今田は「撮影は相変わらず緊張します(笑)。今回は初日から『ドクターX』オールスターの皆さんが集結していたこともあって、さらに緊張しました」と心境を明かし、「米倉さんが気さくに「久しぶり!」と声をかけてくださって、ホッとしました(笑)。患者さんを思う気持ちが誰よりも強い大門先生同様、米倉さん自身もとてもカッコよくて優しい方です!」と米倉との再会を喜んだ。

今田演じる正子は看護師として高い志を持つ頑張り屋だが、新人だった前シリーズでは青森の実家に仕送りをするため、他の病院やガールズバーでの夜間バイトにも励んでミスを連発。しかしその後オペを手伝ったことで開眼し、未知子からも一人前だと認められ看護師一本でやっていくことを決意していた。第7シリーズでは看護師としてさらなる高みを目指す。

監督からは「都会感を出してほしい」とリクエストを受けており、前回話題を呼んだ津軽弁のセリフもほぼ封印。今田は正子の進化を「東京にも少し馴染んで、後輩もできるなど、さらに成長しています」と解説し、「髪型もちょっとキリッとなり、前回はワンピースタイプだったナース服もパンツタイプに変わりました。また、自分の意志を伝える場面も多く、オペ看を任せてもらえる機会も増えています」と語る。

続けて「前回よりもさらに『たくましくさ』を出して演じたい! オペでの器械出しもスムーズに、失敗しないようテキパキとこなして、憧れの大門先生にしっかりついて行きたいです。『看護師として成長したい!』という思いが強まっている正子を、私自身も頑張って演じますので、ぜひ楽しみにしていてください」とアピールした。