資産運用で人気のある投資信託、将来の資産形成のために検討する人も多いでしょう。たとえば毎月2万円ずつ積み立てを行い、年率4%のリターンを得られるとすると、20年後にはいくらに到達するのでしょうか?
毎月2万円ほどの積み立てでも、20年続ければかなりの額の資産に成長します。まとまった資産を手に入れて、子どもの学費や老後の生活に役立てたいと考える人は、ぜひチェックしてください。
毎月2万円を20年間積み立てると?
投資信託のリターンの目安は年率3%で、4%のリターンを狙えるファンドも数多くあります。この場合で毎月2万円、年間で24万円を積み立てると、20年で以下のとおりの資産になります。
・積み立て合計額:480万円
・運用益:253万円5,493円
・総額:733万5,493円
現在30歳の方は、50歳で700万円規模の資産が手に入ります。子どもの大学の入学金や授業料など、まとまった出費に備えることができますね。
※税金・手数料・信託報酬は考慮しません
※あくまでシミュレーション結果であり、将来の成果を保証するものではありません
30年積み立てる場合ではどうか?
後の生活を支えるための資産形成を考える人も多いでしょう。現在35歳の人が30年間積み立てると、65歳でまとまった資金を受け取れます。
年利4%で毎月2万円ずつ30年間積み立てると、下記のような資産に育ちます。
・積み立て合計額:720万円
・運用益:668万円988円
・総額:1,388万988円
65歳で1,400万円近くの資産に到達します。年金だけでは足りない生活費の補填や、老後に増える医療費用や介護費用などを賄うのに役立ちますね。
※税金・手数料・信託報酬は考慮しません
※あくまでシミュレーション結果であり、将来の成果を保証するものではありません
つみたてNISAで節税するのもおすすめ
投資信託の積み立てなら、つみたてNISAを利用するのもおすすめです。通常、投資信託で発生した分配金や運用益にはおよそ20%が課税されますが、つみたてNISAは利益に課税されません。
毎年40万円まで、最大20年間で、最大で800万円を非課税で運用できる制度です。対象となる銘柄は長期の資産形成に役立つと認められたものだけに限定されているため、自分で銘柄を選ぶのが難しい人も選びやすくなっています。
つみたてNISAは途中で引き出すこともでき、iDeCoのように60歳まで制限されることがないので、自由度が高いのもメリットです。途中でまとまったお金が必要になったときにすぐ対応できます。