シュアは、完全ワイヤレスイヤホン「AONIC(エオニック)215」の第2世代モデルを9月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は29,920円前後を見込む。カラーはトランスルーセントブラックと、スペシャルエディションとしてトランスルーセントブルーを用意する。
既存の有線イヤホン「SE215」に、MMCXコネクターを備えた耳掛けスタイルのワイヤレスモジュールを組み合わせた製品。2020年発売の初代AONIC 215からの進化ポイントは、IPX4防滴性能を新たに装備したことや、カスタマイズ可能なハードウェアEQ(イコライザー)機能、計4基(左右各2基)のビームフォーミングマイクによるステレオ通話機能の追加など。
ハードウェアEQはファームウェアアップデートの後に有効になり、音楽ストリーミングサービスなどのアプリでもEQ設定が有効になるという。
ほかにも新機能として、イヤホンをケースから取り出すと自動で電源が入る機能や、音楽再生を停止すると自動で外音取り込みがオンになる「PausePlus機能」を追加。アプリを使った音声ガイドのカスタム設定などにも対応する。
イヤホン部の仕様は、既存のSE215と同じ。耳にしっかりフィットする設計を採用し、周囲の騒音をパッシブで最大37dB遮断できるという。
ワイヤレスモジュールには独自設計のアンプや、最大8時間の連続再生が可能なバッテリーを搭載。Bluetooth 5.0に準拠し、コーデックはaptX、AAC、SBCをサポート。iOS/Android用の「ShurePlus PLAYモバイルリスニングアプリ」で各種設定が行える。
付属のキャリングケースに収めて充電でき、ケースとの組み合わせで最大32時間音楽を聴ける。USB Type-C充電ケーブルやソフト・フレックス・イヤーパッド、ソフトフォーム・イヤーパッド(S/M/L)、クリーニングツールなどが付属する。
なお、ワイヤレスモジュールの単体販売も行い、第2世代AONIC 215に先がけて9月17日に発売。製品名は「RMCE-TW2 完全ワイヤレス・セキュアフィット・アダプター」(第2世代)で、店頭価格は24,970円前後を見込む。