京都鉄道博物館は7日、同館の開館5周年を記念し、10月14日「鉄道の日」のお祝いと合わせた記念セレモニーや記念イベントなどを開催すると発表した。展示している新幹線100系の「鼻」(連結器カバー)を開けるイベントも予定されている。
京都鉄道博物館に展示している新幹線100系(122形5003号車)の「鼻」を開ける様子は初公開だという。このイベントは10月30・31日に実施され、各日とも10時30分に100系の「鼻」を取り外して公開した後、16時に取付けが行われる。
その他、開館5周年記念イベントとして、10月16日に5周年記念セレモニー(10時30分から11時まで)、10月16日に「5th Anniversary LIVE! with 大瀬戸千嶋」(13時・14時45分)、10月14日以降に5周年記念硬券の配布(配布枚数2万枚、なくなり次第終了)、10月1~31日に「京都鉄道博物館 5年のあゆみ」の放映を予定している。10月1~31日にプロムナードの蒸気機関車C62形26号機、10月7~31日に「SLスチーム号」を対象とした5周年記念ヘッドマークの掲出も予定。10月16日には、ぬり絵のヘッドマークを付けた「義経」号(7100形7105号機)との記念撮影(10~17時)を実施する。
なお、週末を中心に実施している展示車両の車内公開に関して、10月は「0系新幹線電車35形1号車」を公開する。この車両は、半室が2等車(現在の普通車)、半室がビュフェの合造車となっており、売店や電話室も設置された。10月の土日祝日、10時から16時30分まで公開される。