きょう7日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、怪談師・深津さくらに密着する。

  • 深津さくら=カンテレ提供

“怪談と結婚した女”と呼ばれる新世代の人気怪談師・深津さくら。3年前、総視聴数が述べ1,500万回を超えた怪談配信イベントでデビューすると、一般参加ながら3位に入賞し、新世代の怪談師として頭角を現した。

そんな彼女は意外にも「私は全く霊感というものがない」と語る。そのため、出会った人に「何か不思議な体験されたことありますか?」と聞き込み、怪奇な話を収集。実際にあった不思議な話を代弁という形で静かに語りかける怪談は、ただ怖いだけではなく、他とは一味違う。怪談界の巨匠・稲川淳二からも「新しい時代がきてるなと思いました」と評価を受ける。

茨城県で生まれ育った深津は、学生時代に楽しい思い出はほとんどなかったという。図工の授業中に起きたある出来事をきっかけに、小・中の9年間不登校に。高校は通信制の学校に通ったため、12年間同年代と過ごすことがなかった。それでも大好きだった“絵”を学ぶため通信制の高校を卒業し、京都の芸術大学に進学。今でも自身が執筆した怪談本の挿絵を描いている。

そんな彼女が“怪談師”を目指すきっかけとなったのは、3年前に結婚した夫・ナオキに誘われて訪れた“怪談会”だった。あまり気が向かないまま参加したイベントだったが、そこでの出来事が大きな転機となり、怪談の道へ。しかし、怪談との出会いのきっかけを作ってくれた夫に対しても、今では予想外のルールを掲げている。

今回カメラは、わずか3年で人気怪談師へと駆け上がり“怪談と結婚した女”という異名まで持つ彼女の“怪談まみれ”の日々に密着。9年間不登校を経験した彼女がなぜ人前で語る仕事を選んだのか。「怪談はその人の感情に触れる物語」と語り、怖いだけでなく不思議な体験を共有する深津さくらの7つのルールとは。

スタジオメンバーは、“怪談話”に終始興味津々。それぞれの怪談話がはじまり、YOUは「祖父の話」を披露する。本谷有希子が「本で読んだ怪談」を語ると、尾崎世界観と長濱ねるは、次第に本谷の語りに引き込まれていく。そして、青木崇高が語ったこん身の怪談話「タコおじさん」の内容とは…。