パナソニックは9月6日、乾電池「エボルタNEO」のパッケージを改良し、環境負荷の低減と使いやすさを両立した「乾電池エボルタNEO エシカルパッケージ」を発表しました。プラスチック素材を大幅に減らして環境に配慮したパッケージとしたのが特徴で、乾電池を包むシュリンクフィルムを廃止して開封時の手間やごみ分別の手間を軽減しています。新パッケージに移行するのは単3形と単4形の4本入りパッケージで、販売開始は10月25日。
環境負荷の低減と使いやすさを両立し、エシカル消費(環境課題の解決を考慮した消費行動)を促進すべく作られた新パッケージ。パッケージを覆うプラスチックカバーや乾電池を包むシュリンクフィルムの包装を廃止し、紙袋を中心とした包装としています。包装材の使用を従来の半分以下に削減したほか、シュリンクフィルムをなくしたことで開封時の手間やごみの分別の手間を省いています。開封後にすぐ使わない電池は、パッケージの袋を折り返してバラバラにならないよう保管できます。
乾電池を包むシュリンクフィルムは、製品によってはカッターなどを用いないとうまく開封できないものもあり、急いでいるのにイライラさせられた人も少なくないと思います。そのような人は特に注目の製品といえるでしょう。