映画『2001年宇宙の旅』をオリジナル70mmフィルムから8K化し、修復を行った『8K完全版 2001年宇宙の旅』が、NHK BS8Kで9月12日午後4時30分から同日午後7時まで放送される。
1968年、当時最高のクオリティを誇る70mmフィルムで製作・公開され、今なおSF映画の最高峰とされるスタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』。そのオリジナルネガをもとに8K化し、色彩や傷などの修復を行ったのが『8K完全版 2001年宇宙の旅』で、2018年12月1日にNHK BS8Kで初めて放送された。
謎の物体モノリスと人類との出会い、宇宙船ディスカバリー号の木星への旅など、知的好奇心に満ちた物語と、巨匠スタンリー・キューブリック監督の圧倒的な映像美が8Kによって細部まで鮮明によみがえる。音声は5.1chサラウンド+ステレオ。17時57分38秒~18時00分23秒まで、インターミッションが挿入される。
なお余談だが、9月12日は毛利衛宇宙飛行士がスペースシャトルで初めて宇宙へ飛び立った日(1992年9月12日)にちなみ、「宇宙の日」に制定されている。