ドラマプロデューサーの石井ふく子氏が、9日に放送されるテレビ朝日系トーク番組『徹子の部屋』(毎週月～金曜13:00～)に出演する。

  • 石井ふく子氏＝テレビ朝日提供

今年4月4日急性リンパ腫のため、95歳で亡くなった脚本家・橋田壽賀子さんと60年来の盟友である石井氏。今回は、テレビで初めて橋田さんとの思い出を語る。

60年前、ドラマのプロデューサーと脚本家として出会った当時2人は30代だった。お互いに「家族」を描きたいという同じ思いを持ち、数々のドラマを作ってきた2人は、年中大ゲンカ。原稿を書くのが早い橋田さんがある時、全く原稿が書けなくなった。その理由は「恋煩い!?」。

相手は石井氏の同僚だったため、原稿のためにひと肌脱ぐことになった。とんとん拍子に話は進み、橋田さんは結婚。その後も夫婦ゲンカの仲裁をしたり、橋田さんの夫が亡くなった時も傍で支えたという。

橋田さんは亡くなる前、電話で石井氏に「あんたは私の“妹”」と言った。60年で「家族のような存在」になっていたと語る石井氏。橋田さんの懐かしいVTRと共に、亡き盟友を偲ぶ。