2016年に“可愛すぎる売り子”として芸能界デビューを果たし、現在、専属モデルを務める『CanCam』やバラエティ番組などで活躍しているほのか(25)にインタビュー。デビューから5年、思い描いていた芸能生活になっているか尋ねると、「全然違います」という答えが返ってきた。「こんなに体を張った仕事をするとは思っていなかった」と言うも、吹っ切らざるを得なくなったという転機とは? また、『アウト×デラックス』(フジテレビ)での共演が話題となった美人マネージャー・池田桃子さんとの関係、そして今後について話を聞いた。

  • ほのか 撮影:蔦野裕

この5年間を振り返り、「一番つらかったことが富士登山競争の練習ですから。みなさん、トークをどうしよう、キャラをどうしようといったことで悩まれると思いますが、私は富士登山競争。こんな芸能生活になるとは思っていなかったです」と笑ったほのか。

2019年に「富士登山競走」のアンバサダーに就任し、過酷なこの大会に自身も参加。「富士登山競走五合目コース」を見事完走した。「アンバサダーになり、走らなきゃいけないなと思って。別に期待されてなかったんですけど、変なスイッチが入って走らなきゃって。その練習が本当にしんどかったです」

最近では、ドッキリ番組で落とし穴に落とされ粉まみれになったり、寝起きのすっぴん姿で走らされたり、体を張った出演が話題に。「私、『CanCam』モデルなのに」「ビジュアルで売りたいって言ってる!」と憤慨する姿に笑いが起こった。

「ハードな仕事しかしてないです」と吐露するほのかだが、富士登山競争で鍛えられた精神力が生きていると感じているようで、「粘り強さはそこで鍛えられました」と語る。

そして、「知らない間にそういう仕事が決まっていて、素を出さざるを得ない状態になっている。私はOKしてないんですけど」とぼやきつつ、「以前は、もっとかわいらしく見られたいとか、頭よく見られたいとか思っていたんですけど、最近その理想からズレてきて、そういう欲はなくなりました」と少し吹っ切れた様子。

吹っ切ることができるきっかけになった仕事を尋ねると、すっぴんを公開した寝起きドッキリを挙げ、「めちゃくちゃ肌が荒れていて、大きなニキビがあったんですけど、それが地上波で流れた瞬間、もう終わったと思いました」と苦笑い。本人の希望路線ではなかったものの、視聴者や出演者から「ほのか面白い」「ドッキリ見て好きになった」という声も上がり、注目度は高まっている。