◆本記事はプロモーションが含まれています。
【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
夜釣りや朝マズメ、夕マズメの釣りに必須の道具が「ヘッドライト」です。乾電池式や充電式、バッテリー容量、明るさを示すルーメンなどそれぞれ違いがあり、どれを選んだらよいか迷いますよね。そこでこの記事では釣り用ヘッドライトの選び方とおすすめ商品を紹介します。
釣り用ヘッドライトとは?
夜間はもちろん、早朝や夕暮れどきを狙うことも多い釣りにはライトが欠かせません。しかし、釣りの場合、両手がふさがることがほとんどなので、どうしてもそれ以外の部分を使ってライトを保持する必要があります。
そこで便利に使えるのが頭部にバンドでライトを装着する「ヘッドライト」です。様々な種類のものがありますが、自分の釣りスタイルと合わせることで快適に使うことができます。
ここではその選び方を解説するのでぜひ参考にしてみてください。
釣り用ヘッドライトの選び方
それでは、釣り用ヘッドライトの基本的な選び方を見ていきましょう。
釣り方に合わせてバッテリー容量を選ぶ
釣り用のヘッドライトを選ぶ際にはまず、バッテリーの容量で決めるのがおすすめです。
堤防釣り|大容量タイプがおすすめ
夜釣りのつりばとして選ぶ機会が最も多いのは防波堤をはじめとした人工的な施設でしょう。アクセスも容易で、基本的に平坦な道中になるので、入門者にも最適です。
一方で、サビキ釣りや浮き釣りなど、暗いとトラブルが増える仕掛けを多用することもあるので、バッテリー切れの心配が少ない大容量タイプがおすすめです。
ライトルアー釣り|容量よりコンパクトさを重視
防波堤や小磯をテンポよく探るアジングやエギングなどでは、フットワークの邪魔にならないコンパクトタイプがおすすめです。ランガンでポイントを点々と移動することが多いので、ある程度の明るさも必要になります。
コンパクトタイプでもやや高価で信頼できるタイプの製品を選ぶと良いです。
シーバス釣り|大容量かつ機能面にも注目
ひとつのポイントで回遊を待つ干潟のウェーディングや、河川でのシーバス釣りは長丁場になることも考えて大容量タイプがあると安心できます。
後頭部側にサポートライトがある製品なら、そこに自分が居ることのアピールにもなるので周囲の人や船舶からも早めに気が付いてもらえます。安全面からも機能が豊富なタイプを選ぶとよいでしょう。
明るさは「200ル―メン」あれば十分
常夜灯など、常に点灯している光は魚を寄せる効果もありますが、いきなり海面を照らしたり、光点を移動させたりする行為は魚に無用な警戒心を抱かせることがあります。
また、エサやルアーを交換したり、仕掛けをセットしなおすだけでしたら、50~100ルーメンもあれば十分すぎるほどです。極端に明るいライトは周囲への影響も大きくなるので、釣りを優先する場合は避けた方が無難です。
個人的には磯場などの足元確認を含めても200ルーメンあれば十分だと思います。
防水性能で選ぶ
釣り場で使うものなのでもちろん防水仕様であればそれに越したことはありません。ただし、ヘッドライトが濡れて壊れるような天候の時はそもそも釣りが成立しません。
防水性能を考えて予算が膨らむよりも、破損や忘れ物対策で予備を持っていく方が実際には役立ってくれるケースも多々あります。
最近は格安モデルでもしっかり防水してくれる製品も多いので、買い物上手に徹してみるのも面白いと思います。
装着感で選ぶ
ヘッドバンドには大きくヘッドバンドがひとつのタイプと、頭頂部にかけてサポートベルトが着くタイプがあります。
前者はオールラウンドに使え、後者は頭が動く運動をする際にもズレに強いのでキャストを繰り返すシーバス釣りなどに最適です。そのほか、頭が締め付けられるのが苦手な人用にはベルトではなくコードタイプの製品もあるので、こだわる方は装着感などを予め試しておくと良いでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)