アイドルグループ・乃木坂46の28thシングル「君に叱られた」(9月22日発売)のミュージックビデオが2日、オフィシャルYouTubeにて公開された。

  • 乃木坂46「君に叱られた」より

7月上旬に都内スタジオ及び横浜市・浜松市にて撮影された今作。ソニー「PlayStation」のCMなど、CMプランナーとして数多くの作品を手掛けるクリエイティブディレクター・雨海祐介氏が、乃木坂46の作品では初めて原案を手掛け、「新しい世界」「キャラバンは眠らない」「世界中の隣人よ」など、乃木坂46のミュージックビデオを多数手掛けている映像作家・横堀光範氏が監督を担当した。

とある映画祭で贈り物になるはずの「ガラスの靴」を忘れてしまった遠藤さくら。現場は大混乱の中、遠藤は一緒に住んでいる賀喜遥香に届けてもらうよう依頼し、賀喜は現場に何とか届けようと奮闘する。「誰でもヒロインになれる」というシンデレラがモチーフとなった。

センターを務める賀喜が最も撮影時間が長く、特に道路を走り抜けるシーンでは、50mダッシュを何十回も繰り返した。そうした撮影の中で、タクシーのルーフの上に乗った撮影が、賀喜にとって一番印象深かったそうだ。

またミュージックビデオ内の映画祭では、今年度の新人女優賞を受賞する齋藤飛鳥、昨年度受賞した山下美月、そのマネージャーの与田祐希、映画祭を仕切っている梅澤美波とそのアシスタントの遠藤など、様々な役柄が。実際に声は入っていないものの、セリフが全て用意された上で、演じながらの撮影だった。

そしてダンスシーンの撮影終了後には、今作が乃木坂46として参加する最後の作品になる高山一実のもとに1期生が集まり、記念撮影を繰り返していた。