ヤフーは9月2日、「Yahoo! MAP」アプリに「Yahoo!カーナビ」と「Yahoo!乗換案内」の主要機能を導入し、ターンバイターン方式のナビ機能や迂回路検索などをYahoo! MAPアプリから利用できるようにした。
Yahoo! MAPアプリは、街歩き向けにシンプルな表示がなされてきており、車でナビを利用する場合はYahoo!カーナビ、公共交通機関の遅れなどにより迂回路を確認する場合はYahoo!乗換案内と、それぞれに特化したアプリを別に使う必要があった。
今回、Yahoo!カーナビから交差点などで進行方向を音声や矢印で案内する「ターンバイターン方式のナビ」、高速道路の出入り口とジャンクションをわかりやすく表示する「分岐イラスト」を、Yahoo! MAPアプリに導入。
また、Yahoo!乗換案内からは、電車の運休や遅延の際に別の移動経路を検索する「迂回路検索」、初めに検索したルート上から前後のダイヤを簡単に変更できる「ダイヤ調整」を、Yahoo! MAPアプリに導入した。
これにより、Yahoo! MAPアプリ1つで交通手段に関わらず乗車時のナビ機能や、公共交通機関の遅れによる迂回路検索などが行えるようになった。
加えて、Yahoo! MAPアプリの「徒歩案内」では、新たに「ターンバイターン方式のナビ」が導入され、ランドマークなどの目印により曲がるポイントなどがわかりやすく表示されるようになった。また、ナビ中にルートから外れると自動的にルートを修正する「オートリルート」、目的地の到着時刻表示、ナビ開始後の3D自動表示も追加されている。