IBJは9月2日、「恋人とのLINE」に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2021年8月10~23日、調査対象は日本結婚相談所連盟(IBJ)登録会員、有効回答は1,875人。
LINEがきっかけで「冷めた経験」がある女性は6割超
LINEがきっかけで恋愛相手に冷めた経験があると答えた人は、男性38.6%、女性61.9%。回答者からは、「どんなに盛り上げようとしても相手からは一言返信で、一問一答のような全然盛り上がらない素っ気ないLINEだった」(30代男性)、「早朝や深夜など、時間帯を気にせず送ってくることに嫌気がさし、非常識だと感じた」(30代女性)など、様々な声が寄せられた。
恋人とのLINEにおける1日の理想の連絡回数を聞くと、「2~3通」が50.2%で最多。好印象なボリューム(文章量)は、「3~4行の程よい長さ」が圧倒的に多く84.1%を占めた。
好印象を受けるLINEの時間帯は、男女ともに「夜」が最も多く6割超(男性68.9%、女性64.8%)に。また、男性は「夕方~夜」が8割を超えた一方、女性は「昼」や「夕方」より「朝」(15.8%)が多い傾向がみられた。
好印象を受けるLINEの内容を聞くと、男女ともに「何気ない内容」(24%)がトップ。反対に悪印象を受ける内容は、「簡素な内容」(23%)が一番多かった。男女別にみると、男性は「絵文字付き」に好印象で、「返信が遅い」のを嫌がる傾向がみられた。一方、女性は「おはよう等の挨拶」に好感を抱き、「何度も送られてくる」のを嫌う人が多かった。
好印象を受けるLINEのアイコンを聞くと、男性は「表情が分かる写真」が最多。他方、女性は「風景写真」「動物」「趣味」など顔ではないアイコンが上位に入り、「アップの自撮り」は最も低い結果となった。