女優の板谷由夏が、きょう2日放送のテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』(毎週木曜21:00~)第7話で「殺人事件のカギを握る、優秀だけど傲岸不遜な人気霊能力者」と「愚鈍な双子の妹」という1人2役に初挑戦する。

  • 板谷由夏=テレビ朝日提供

1999年に女優デビュー後、「ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞」を受賞し演技派女優として活躍している板谷。1人2役という初めての役どころに「『どうしよう。私にできるのか?』という気持ちでいっぱいでした」とオファーを受けた当初を振り返りながらも、同時に女優魂を刺激されたようで「チャレンジングな役をいただけたことに、女優として心が躍りました」と話す。

「失踪した医師の霊から助けを求められた」――こう訴える人気霊能力者・貴船馨(板谷)が警視庁を訪れた直後、失踪中の美容外科医・小林(黄川田雅哉)のバッグが郊外で見つかる。双子の妹・渚(板谷・二役)に説得され、捜査協力に応じる馨。疑心暗鬼な有希子を前に、馨は霊能力を駆使して有希子の心をかき乱し、小林の遺体も自ら発見してみせる。果たして馨は本物の霊能力者なのか、ただの嘘つき女なのか。有希子は大胆不敵な作戦に出ることに。

天海に対して「真っ直ぐで、曇りなく真っ白な方」と、好印象を持った板谷だが、役の上では真っ向から対決する間柄。天海との取り調べシーンでは「ずっとヒリヒリしてました(笑)。取調室であんなに啖呵を切ったのは初めての経験かもしれません(笑)。役としては動揺を見せられないので、隠し通せるかが勝負だったように思います」と語る。

また、先週放送の第6話で警視庁捜査一課の刑事・監物大二郎(鈴木浩介)と、“モツナベ”コンビを解消することになってしまった渡辺鉄次(速水もこみち)の新相棒に、山上善春(工藤阿須加)が就任。新たに“ナベ山”コンビが結成される。