カシオ計算機は8月30日、光ナビゲーションキーボードの新モデル「LK-520」と「LK-320」を発表した。9月16日から発売する。価格はオープン。
LK-520
LK-520は、鍵盤が光って次に弾く鍵盤を教えてくれる光ナビゲーションキーボード。推定市場価格は36,300円前後。
レッスンしやすいようにインタフェースを改良し、曲や音を直観的に選べるダイヤルを搭載した。総ボタン数も減らしており、子どもやシニア層でも扱いやすくなっている。音源はAiX音源で、アコースティック楽器が持つ音の魅力を楽しめる。ステップアップレッスン機能や、どの鍵盤を押しても演奏を楽しめる「らくらくモード」など、従来モデルで好評な機能は継承している。
鍵盤数は61で、最大同時発音数は48。200の曲と600種類の音色を収録し、エフェクトはリバーブ20種類、コーラス10種類、マスターEQ10種類、DSP、マイクエフェクトなどに対応する。リズム数は180種類を内蔵。
専用アプリ「ソングバンクプラス」を使うことで、曲のダウンロード購入にも対応。付属のオーディオケーブルを使って好きな曲を追加でき、レッスンに使ったり、BGMモードで音楽を楽しんだり、カラオケなどに使える。「ソングバンクプラス」には、『紅蓮華』や『ルパン三世のテーマ』といった人気曲を数多くそろえる。
音響面では、13cm×6cm×2基の水平型バスレフスピーカーシステムを採用。コンパクトサイズながらパワフルな音を出力する。電源は家庭用コンセントのほか、単3形乾電池×6本でも駆動。本体サイズはW930×D258×H84mm、重さは4.6kg。
LK-320
LK-320は、本体カラーがピンクの子ども向けモデル。店頭予想価格は24,200円前後。鍵盤数、最大同時発音数などの基本機能はLK-520と共通だが、一部機能を省略している。
音色数は400種類となり、エフェクト類はリバーブ10種類のみ。内蔵曲は120曲でBGMモードは非搭載。リズム数は50種類。ソングバンクプラスとの連携機能も非対応だ。スピーカーは非バスレフタイプ。電源は家庭用コンセントか単3形乾電池×6本。本体サイズはW930×D256×H73mm、重さは3.4kg。