NTTドコモは9月1日、ドコモオンラインショップやahamoサイトにおけるeSIMの提供を9月8日より開始すると発表した。iPhone／iPadなどがeSIMの対応機種として挙げられている。
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eSIMの申込み手続き
eSIMは、遠隔で加入者情報（プロファイル）を書き込みできる、スマートフォンに内蔵されたSIM。物理的なSIMカードの発行や送付が不要になるため、オンラインで申込みから開通までが完結できる。
今回の対応により、eSIM対応のデバイスのユーザーがドコモ回線を新規回線で契約する場合、24時間いつでも申込みができ、最短1時間程度でサービスの利用を開始できるようになる（審査が必要な場合を除く。またMNPの開通手続きは9時～21時の対応）。
WebからeSIMを申込む場合、本人確認はeKYCによって行う。SIMカードからeSIMへの変更もWebから申込み可能。
9月1日時点のeSIM対応機種は下記のとおり。NTTドコモでは、eSIM対応機種について今後順次拡大していくとしている。
- iPhone：iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max、iPhone SE（第2世代）、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 mini
- iPad：11インチiPad Pro（第1世代／第2世代／第3世代）、12.9インチiPad Pro（第3世代／第4世代／第5世代）、iPad Air（第3世代／第4世代）、iPad（第7世代／第8世代）、iPad mini（第5世代）
- キッズケータイ：キッズケータイ SH-03M
- dtab：dtab Compact d-42A
※キッズケータイ／dtabは2021年9月8日以前よりeSIMに対応している。またahamoには非対応。
大手キャリアのeSIM対応については、7月14日にソフトバンクが提供を開始しており、auも8月26日に対応を開始した。対応機種は、ソフトバンクがiPhone XS／XR以降のiPhoneとGoogle Pixel 4／4 XL／4a／4a（5G）／5、auがiPhone XS／XR以降のiPhoneとGoogle Pixel 5となっている。楽天モバイルは早い段階からeSIMへの対応を進めており、iPhoneシリーズで取り扱いのあるiPhone 12／iPhone 12 Pro／iPhone 12 Pro Max／iPhone 12 miniでeSIMに対応しているほか、オリジナルスマートフォンのRakuten BIG SなどでもeSIMを採用している。
