JR東日本盛岡支社は、観光列車「ジパング」(485系)の定期運行を9月26日をもって終了し、感謝の気持ちを込めた「ありがとうジパング」を10月10日に運行すると発表した。旅行商品限定の団体臨時列車として運行され、記念乗車証などが付属する。
観光列車「ジパング」は、2012年4~6月に開催された「いわてデスティネーションキャンペーン」に合わせ、2012年4月1日に運行開始。特急形電車485系を改造した4両編成の車両で、伝統的な日本画の手法をイメージした墨色・ねずみ色・金色をベースにデザインし、「落ち着き」「重厚感の中にあるさりげない煌びやかさ」をテーマとしている。
10月10日に運行する「ありがとうジパング」の旅行商品は、盛岡駅9時47分頃発・一ノ関駅11時10分頃着の日帰りAコースと、一ノ関駅12時24分頃発・盛岡駅13時51分頃着の日帰りBコースを設定。乗車特典として、記念乗車証(往路復路デザイン別)やサボプレートのレプリカ(後日発送)を用意している。「この機会に是非、伝統的な日本画の手法をイメージしたジパングで、優雅な空間と岩手の旅をお楽しみ下さい」とのこと。
9月2日14時から9月6日23時59分まで、びゅうトラベルサービスのウェブサイト「日本の旅、鉄道の旅」にて発売(ウェブ限定)。旅行代金はA・Bコースともに大人7,700円・こども6,500円。定員は各コース140名(最少催行人員120名)。販売は申込み順ではなく、抽選販売となっている。