つなぐマーケティングが運営するフリーランス情報メディア「フリーランスガイド」は8月31日、「リモートワークで困ったこと」に関する調査結果を発表した。同調査は8月12日~15日、普段リモートワークをしている会社員300人を対象に、インターネットで実施した。
リモートワークで困ったことを尋ねたところ、最も多い回答は「コミュニケーションについての悩みや不満」(84人)だった。「後輩がどんな電話対応をしているのかわからず指導ができない」(50代女性)、「出社していれば立ち話程度で済んでいたものが、余分なWEB会議が増えた」(30代男性)、「社内の事務担当者と電話で連絡が取れない」(50代男性)といったコメントが寄せられている。
2位は「運動不足・太った」(50人)となった。その理由としては、「動くことが少なくなったため、太り気味になってきています」(30代男性)、「間食が増えて少し太りやすくなりました」(30代男性)といったものだった。回答者の中には、1年半で10キロ太ったという人もいた。
3位は「仕事に集中できない・リモート環境が整っていない」(42人)だった。「家の中に仕事部屋がないので家族がテレビを見たりする音がうるさい」(50代女性)、「ネット注文の商品が度々届きます。都度、中断されるので、困っています」(50代男性)、「子供が夏休みのため、話しかけてくることが多い」(40代男性)などの理由が挙げられた。
4位は「ネット環境が不安定」(36人)となった。自宅でのネット環境が不安定のため、自分で光回線にしたという人もいた。5位は「やる気が出ない・仕事以外の誘惑が多い」(22人)で、上司の監視がないため、サボり気味であること、趣味や娯楽の品が身近にあるため、集中力に欠けるというコメントがあった。
6位は、「メリハリがつかない・オン/オフの切り替えが難しい」(20人)だった。仕事時間とプライベートの時間の境界があいまいになったという理由が多い。7位は、座りっぱなしの作業が多いこと、作業に適切な机でないことから、「体の調子が悪くなった」(15人)がランクインした。