米マイクロソフトは8月31日、次期OS「Windows 11」を10月5日から提供開始すると発表しました。各メーカーからWindows 11搭載パソコンが登場するほか、既存のWindows 10搭載パソコンに対してアップグレード用のデータが順次提供されます。Windows 10からのアップグレードは無料ですが、アップグレードできるのはWindows 11の動作の要件を満たしているPCに限られます。
Windows 11へのアップグレードは10月5日から始まりますが、すべてのWindows 10搭載パソコンに対して一気に適用されるわけではなく、最高の体験を提供できる新しいパソコンから順次アップグレードが提供されるといいます。古いパソコンほど提供時期が遅くなっていき、2022年半ばまでにはすべてのパソコンに提供されるとしています。アップグレード可能なタイミングになると、Windows Updateで通知されます。
なお、現在使用しているPCがWindows 11へのアップグレード対象になっているかどうかは、マイクロソフトが間もなく更新する「PC Health Check」アプリで確認できます。
現行のWindows 10は2025年10月14日までサポートが続けられ、バグフィックスなどのアップデートも実施します。Windows 10の大幅な機能更新も、2021年後半に行われる予定です。