モデルで女優の水原希子が出演する、Tinder Japan「Tinder」の新CM「囲碁」編、「キックボード」編、「ゲームセンター」編、「すべての出会い」編の4編が、1日より公開される。

  • 新CM「キックボード」編より水原希子

新CM は「すべての出会いが、私をつくる」をテーマに、水原がTinderを使って、次々に個性豊かなメンバーとマッチしていく内容に。奇抜なファッションを楽しんだり、電動キックボードに乗って街を走り抜けたり、囲碁を打ったりと、Tinderでの多様な出会いをきっかけに、新たな世界が広がっていく様子が表現されている。撮影では、水原がシーンごとに衣装も髪型もチェンジ。どのシーンにおいても、その時の共演者や場所の雰囲気に合わせて共に楽しむ水原の自然体な姿を映した映像に仕上がっている。

また、13日〜10月31日までの期間は、水原の友人であり写真展も手掛けたカメラマン、茂木モニカ氏が撮影した特別グラフィックの屋外広告が、渋谷・表参道・原宿エリア計6カ所に掲出される。

■水原希子インタビュー

――今回のCM撮影の感想を教えてください。

女の子と一緒に電動キックボードに乗ったり、ワンちゃんと触れ合ったり、男性の方と一緒に日本家屋で囲碁を打ったり、ゲームセンターに行ったり……と、とても楽しい撮影でした。男女関係なく、多様な出会いを通じて様々な体験ができるというTinderが伝えたいメッセージが伝わるようなCMになったじゃないかなと思います。あと、今回グラフィックを撮影してくれたのが、私の友達の茂木モニカさんだったのですが、彼女は一緒に写真集を出したり、本当にプライベートでもすごく仲がいいので、自然な私の一面を写真に収めることができたんじゃないかなと思います。そういうところも、Tinderのカジュアルな雰囲気とリンクしていて、いい作品に仕上がったじゃないかなと思います。

――撮影では出会いのシチュエーションに合わせて、2日間で5回の衣装チェンジがありました。 そのなかでも印象に残っている衣装はありますか? また、その理由も教えてください。

難しいな〜(笑)! 今回、全てのシーンが違う雰囲気だったので、どの衣裳も印象に残っています。ゲームセ ンターのコスプレはファッショナブルで素敵だったし、アトリエのシーンは、白いTシャツとデニムという衣裳だったのですが、絵を描いていくうちにどんどんTシャツに色がついていくのも、どこか味が出てて良かったなと思います。電動キックボードに乗っている時の衣裳は、自分の私服のようなテイストで自然に着こなせましたし、シーンごとに全く違って、どれも素敵な衣裳で印象に残っています。

――Tinderではプロフィール欄にお気に入りのアンセムを追加することができるのですが、水原さんが1 曲プロフィールに追加するとしたら、なんの曲にしますか? また、その理由を教えてください。

DeBargeの「I Like It」という曲にします! 歌詞の中に、「君の髪をとかす様子も好きだし、君の洋服も好きだし、とにかく大好きなんだ」という部分があり、とにかく「好き好き好き!」と気持ちを伝える歌なのですが、リズムが良いのと、歌詞もポジティブでかわいらしくて。とにかく私はイントロを聴いただけでテンションがあがります。そして、「この曲、私も好きです!」と反応してくれる子はどこか気が合う子なんだろうなって思っちゃいます。

――水原さんにとって音楽とは?

確実に“自分の気持ちを上げてくれるもの”です。私はなにかを創る(撮影する)時には、音楽が絶対必要かなと思っていて、音楽を自分で選択してスタジオでもかけさせてもらったりしているので、とても大切ですね。ずっと変わらずに好きな音楽もあるんですけど、新しい音楽との出合いみたいなものも常に求めているので、いつもラジオやSpotifyなどのツールを使って“新しい音楽との出合い”を探しています。やっぱり新しい音楽と出合った時のときめきの感覚ってすごく特別だし、新鮮ですよね。お芝居する時も自分だけのプレイリストを作って、(その役の)世界に入り込んでいけるようにしたりします。あと「音楽」は、1人でいる時に一緒に悲しんでくれたり、楽しんだり、近くに寄り添ってくれるような大切な存在だと思っています。子どもの頃からとても身近な存在だったので、音楽のない世界なんて考えられないですね! たまに「人間ってなかなか分かり合えないものなのかな」と思ってしまうこともあるんですけど、そんな時、音楽の力があれば分かり合えない人とも繋がれる瞬間があるなってすごく感じるんです。

――“出会いの可能性を狭めない”ために、意識しているマインドなどはありますか。

今は会いたい人にも会えない状況ではありますけど、一人の時間が増えることも個人的にはすごく良いことだと思っています。こういう時だからこそ、「どういう風に生きていきたいか」というのを考えて、広くというよりは狭く、自分のやりたい事を選別していくことで、自分の人生がより豊かになっていくと思います。あと私は、暇さえあればYouTubeとかでいろんなライブだったり、海外のパーティーの映像を見て、新しい音楽と出合ったり、今の海外の状況をインプットしたりしています。そうすることで、海外に行けるようになった時に、海外の人とも色々と話もできると思いますし。今後は、もっと自分の好きなことにエネルギーを注いでいく中で、「本当にこの人に会いたい」とか「本当にしたい」と思えるようなことに熱を注いでいきたいです。自分がどう生きたいのかっていうことをしっかり考えて追求して、コロナが明けた時に、その思いを爆発させていけるような準備をしています!

――CM でも描かれていますが、Tinder(マッチングアプリ)ではプロフィールを見て相手に興味を持つことも多いと思います。水原さんがプロフィールを見ていて、興味を引かれる趣味や、キーワード、ポイントはどこですか?

「旅が好き」「食べるのが好き」「音楽が好き」っていうワードがあれば一度手は止まる気がします(笑)。写真は、自分が好きなファッションだったり、お洒落な質感だったり、「その人らしいな」と思えるようなものであれば私は良いなって思います。

――マッチングアプリでの出会い・恋愛に対して、なかなか1歩を踏み出せない方もいます。マッチングアプリを通じて素敵な出会いを経験されている水原さんから、そんな方々に向けて「なにか1歩勇気を持って踏み出すための」アドバイスをいただくことはできますでしょうか。

“自分が選ぶ”という強い気持ちでいれば、そんなに恐れる必要がないかなとも思います。プロフィールに書いている趣味や音楽とか、「この人なら良さそうだな」という直感を信じて、まずは使ってみてください! 無理に出会わなきゃという焦りはなくして、自分がどんな人と出会いたいかというのを吟味して、気軽に、そして心がときめく人と出会うまで使ってみて欲しいです。知らない世界をみたいと思う人にも、是非使ってほしいと思います。Tinderはもちろんですが、今ではSNSなどを使った色んな出会い方があるじゃないですか。そのツールを使って「この人のことを知りたい!」と思ったらまずはチャットをしてみるだとか、そして1人で会うのが怖かったら友達も一緒に会ってみるとか。まずはチャレンジしてみることが大切かなって思います。