きょう31日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、福島県白河市で子ども食堂と民間シェルターを運営するKAKECOMI代表・鴻巣麻里香さんに密着する。
彼女が運営する「こども食堂 たべまな」では、いじめ、不登校、貧困などさまざまな課題を抱える子供たちに週1回自宅を開放し、無料で食事を振る舞っている。「学校に行きたくない」「家にいたくない」など、それぞれの事情がある幼稚園から高校生までの子供たちに寄り添い、“安全なかけこみ寺”のような場所を提供する。
また、DVなど家庭環境に問題を抱える人たちの居場所として、民間シェルター「森のたべまな」も運営するなど、ソーシャルワーカーとして彼女の仕事は多岐にわたる。
日本人の父とオランダ人の母の元、埼玉県に生まれた鴻巣さんは、小学生の頃に父が脱サラし、栃木県の山奥に移住。田舎の小学校には外国にルーツを持つ子供がほとんどおらず、ハーフだという理由で無視や仲間外れといったひと通りのいじめを経験することに。そんな当時の彼女が必要としたのは「家でも学校でもないような居場所」「信頼できる大人」だったと語る。
35歳の時に脳腫瘍を患ったことも、彼女の人生の大きな転機に。精神科医療機関に従事し、約10年間悩みを抱える人たちのケアを行っていたが、“いつでも助けを必要とする側に回ってしまう”ことを経験し「KAKECOMI」を立ち上げた。過去のさまざまな経験が今につながっている。
今回カメラは、干渉しすぎることもなく程よい距離感で困難を抱える人に寄り添う彼女の日常を映し出す。生きづらさを抱えている人たちが、やんわりとつながり支え合える居場所を作り、“誰かのために”日々駆け回る鴻巣麻里香さんの7つのルールとは…。
スタジオでは「すごく居心地よさそう!」と“程よい距離感の子ども食堂”に興味津々の一同。そんな中、「夕食では娘と韓流ドラマを見る」というルールに“日本人俳優”として「悔しい!」と熱っぽく語る青木崇高だったが、YOU&本谷有希子から思わぬ反撃が。そんな中、長濱ねるは最近ひょんなことから、あるボランティア活動を始めたと告白する。