俳優の竹中直人が、Huluのドラマ『死神さん』(9月17日配信スタート、毎週金曜更新 ※全6話)に出演することが31日、明らかになった。
田中圭演じるクセモノ刑事・儀藤が事件ごとに相棒を変えながら冤罪事件を再捜査し、真実を明らかにしていく同ドラマ。竹中が演じるのは、第伍(5)話で儀藤の相棒となる元刑事の米村誠司だ。
米村は、10年前に発生した児童誘拐事件の捜査中に被害者の父親との間にある因縁があったことから、一時は容疑者として浮上していた、いわくつきの人物。現在は警察を辞め、認知症の妻を介護しながら暮らしているが、10年服役していた男性が無罪となって釈放されたことから、現職から退いているにもかかわらず、儀藤の再捜査の相棒に指名される。実は米村は、10年間持ち続けた“ある疑念”と、愛する妻にも言えない自身の秘密を抱えていて…。
竹中は「人の顔をじっと見ると、その人が嘘をついているかどうか、すぐに分かるというスーパー能力を持った元刑事なので、役作りには6週間ほど時間をかけました。瞬きをしないということが大事だと思い、瞬きをしないで3週間ほど生きてみようと決意しましたが、やはりそれは絶対無理だと気づき、きっぱり止めました!」と冗談を交えながらコメント。
ドラマの見どころについては「田中圭ちゃんです。とてもチャーミングというか独特な喋り方のトーンがとても魅力的!あの声とあの身体で近づいてこられると、たまったものではありません!(笑)」とベタ褒め。その田中は「竹中さんとは、くだらないセリフや何でもないやりとりが、めちゃくちゃ面白くなっちゃうんですよ。真剣にやっているんですけど、笑ってお芝居にならないっていうのをやってしまって…(笑)。何度も共演させていただいていますが、また一緒に作品ができて、 嬉しかったです」と話した。
田中によると、竹中は儀藤の風貌やポーズを気に入っていたそうで、竹中の口からは「この作品がシリーズ化するのなら是非私が、ニセ儀藤として新たなキャラクターで登場したいです。本物の圭ちゃんの儀藤はいっぱい喋るので、ニセ儀藤はほとんど無口な儀藤として顔圧、目圧で登場したいと必死に売り込んでいます!」と語られた。
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