ソニー損害保は8月24日、「全国カーライフ実態調査」の結果を発表した。調査期間は2021年7月5~8日、調査対象は自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の個人、有効回答は1,000人。

いらないと思うもの、1位「車内イルミネーション機能」

  • 車の機能・装置でいらないと思うもの

車の機能・装置でいらないと思うものを尋ねると、「車内イルミネーション機能(31.2%)がトップ。以下、2位「サンルーフ」(24.0%)、3位「パワーシートメモリー機能(自分のシートポジションが登録でき、自動でシートポジションを調整できる機能)」(17.9%)と続いた。男女別にみると、男性は3位に「アイドリングストップ機能」(22.6%)が入り、女性(8.2%)と比べて14.4ポイントも高かった。

車社会で恐怖を感じることでは、1位に「飲酒運転による事故」(66.1%)が入り、昨年4位からランクアップ。次いで2位「あおり運転による事故」(62.4%)、3位「ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故」(58.2%)、4位「高齢者・高齢運転者との事故」(52.4%)、5位「逆走車との事故」(52.1%)となった。

あおり運転の対策として効果があると思うものトップ3は、1位「ドライブレコーダーを設置する」(73.9%)、2位「車間距離を広く取る」(53.7%)、3位「無理な割り込みをしない」(45.1%)となった。

また、安全運転を支援する機能や装置の搭載率を調べたところ、「ドライブレコーダー」は43.0%、「自動ブレーキ」は31.4%。「車線逸脱防止支援システム」は32.1%との結果に。昨年と比べると、「ドライブレコーダー」は11.1ポイント(昨年43.0%)と大幅に上昇したほか、「自動ブレーキ」も5.3ポイント(同26.1%)上昇した。