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【この記事のエキスパート】
ゴルフライター:toya
小学生から地元のスポーツ少年団で野球を始め、中学校ではシニアリーグに所属してジャイアンツカップ出場。高校生になり軟式野球部に所属して全国大会優勝という経歴がある。俊足巧打の外野手で核弾頭タイプ。
現在は30歳を過ぎてから始めたゴルフにハマり、ゴルフライターとしてデビューしはや5年。ついに自身のラジオ番組まで持つようになった。
趣味はゴルフに釣り、カメラマンとして撮影を行ったり、コスメコンシェルジュとしてモデルへのメイクも手掛ける。
本記事では、ゴルフクラブのなかでもキャビティや中空、マッスルバックと種類が豊富なアイアンの選び方とおすすめ商品を紹介します。メーカーによっても違いや特徴があります。上級者はともかく、初心者や中級者、女性などはクラブ選びしだいで上達度合いに大きな差がでます。
ゴルフクラブのアイアンの特徴とは?
ゴルフのクラブは5種類あります。「ウッド」「ユーティリティ(ハイブリッド)」「アイアン」「ウェッジ」「パター」ですが、このなかで飛距離や方向性を打ち分けるのがアイアンです。ゴルフボールのコントロールにこだわりたい方はアイアンの選び方が重要になります。
アイアンには1~9番までありますが、実際には5~9番+PW(ピッチングウェッジ)の6本セットが一般的。3番と4番は別売りセットでの販売が多いです。番手の数字が大きくなるほどクラブの長さは短く、ロフト角は大きく、飛距離が短くなります。飛距離はヘッドスピードやロフト角によって大きく変わるのがポイント。番手ごとの平均飛距離を覚えておくと選びやすいでしょう。
1番:200ヤード
2番:190ヤード
3番:180ヤード
4番:170ヤード
5番:160ヤード
6番:150ヤード
7番:140ヤード
8番:130ヤード
9番:120ヤード
PW :110ヤード
1~4番のアイアンを「ロングアイアン」、5~7番を「ミドルアイアン」と呼び、8~PW番を「ショートアイアン」と言います。初心者であれば、バランスのいい7番くらいがおすすめです。
アイアンの選び方
狙った距離を打ち分けるのがアイアンの役割です。とくに初心者の方は、地面を打ってしまうダフリや、ボールの上部を叩くトップといったミスが多いので、操作しやすいアイアン選びが重要。ここからは、アイアンの選び方をご紹介します。ポイントは下記の4点です。
【1】ヘッド形状
【2】ソール幅
【3】ロフト角
【4】シャフトの素材と重量
それぞれの特徴と選ぶときのポイントを説明しますので、購入時にチェックしてみてください。
【1】ヘッド形状は3種類から選ぶ
ヘッド形状には「マッスルバックアイアン」「キャビティアイアン」「中空アイアン」の3種類があります。これらの特徴をチェックしてからアイアンを選んでください。
マッスルバックアイアン:操作性が高く、中~上級者向け
マッスルバックアイアンの特徴は、ボールを打つフェース部分が肉厚になっており、バックフェースがつるんとしてヘッドが薄いことです。フェースの芯でボールを打つと、心地よい手応えがあります。
マッスルバックアイアンのメリットは、スイングによってボールの高さやスピン量、曲げる方向など操作がしやすいこと。ボールコントロールで球筋の打ち分けをしたい中~上級者にピッタリです。
ただしヘッドが小さいのでフェースの芯を外して打つケースが多く、飛距離が出ないことがあります。
キャビティアイアン:ミスに強く、初心者向け
キャビティアイアンの特徴はバックフェースの中央が凹んでおり、重量が周囲に配置されるように設計されていること。ミスヒットしたときも、きちんとボールが飛ぶようにする効果を狙っているためです。
またキャビティアイアンから派生したポケットキャビティというアイアンは、初心者に適しています。バックフェースがポケット状になっているのでソール幅が広く、ダフりにくいのが特徴です。スイートスポット(芯)が広くなっています。
中空アイアン:高弾道&直進するショットを打つならコレ
中空アイアンはヘッド部分の内部に空洞があり、フェース面が大きく、ヘッドの外側(下側)が重くなってなっています。強い弾道のボールを打ちやすいのが特徴です。
中空アイアンのメリットはミスに強くて、ボールが上がりやすいこと。ミスなくボールをまっすぐ飛ばしたい方に適しています。初心者だけでなく、直進性のあるボールを打ちたいときに役立つアイアンです。
【2】ソール幅で選ぶ
クラブヘッドの底の部分をソールといいますが、このソール幅の広いものがやさしいアイアンです。ソール幅が広いと地面との接地面が大きくなり、ダフっても飛距離ロスが少ないのがメリットです。
またソールの形状もポイントです。地面に対して水平なフラットタイプと、丸みのあるラウンドタイプがあります。フラットの場合、ダフってもエッジが刺さりにくく初心者でも扱いやすいです。一方、ラウンドタイプだと地面との接地面が少なくなりクラブが抜けやすいという特徴があります。
つまり、初心者ならソール幅が広くフラット形状のものがおすすめです。
【3】ロフト角で選ぶ
ロフト角というのは、クラブを垂直に立てたときの垂直線とフェース面との角度です。アイアンは3~9番、PWがありますが、アイアンの数字が大きいほどロフト角は大きく、数字が小さいほどロフト角も小さいです。
飛距離を出したいときはロフト角の小さいアイアンを選んでください。打ちたい飛距離に応じて、ロフト角の異なるアイアンでショットをします。
【4】シャフトの素材と重量で選ぶ
アイアンのシャフトは、大きく分けて軽量で扱いやすい「カーボンシャフト」と、硬い「スチールシャフト」の2種類があります。
初心者ならまずカーボンシャフトから試してみることをおすすめします。ボールが上がりやすく、パワーがなくても飛距離が出やすいですよ。一方、スチールシャフトは重量と剛性があるので、安定したスイングをしやすくミスが出にくいのが特徴です。価格面でもカーボンより安価なので試しやすいです。
また、シャフトのかたさは、やわらかい順からL、A、R、SR、S、Xにわかれています。L、Aは、やわらかい分飛距離が出やすくて、レディースモデルのみで展開されています。
アイアンは種類によって得意なことが違う
【エキスパートのコメント】
アイアンは打感や操作性、ミスへの強さなど形状によって大きく性格が変わるのが特徴です。どのような性能をアイアンに求めるかによって、選ぶべきポイントが変わります。
アイアンは打ちたい飛距離をきっちりと正確に運ぶのが目的のクラブです。飛距離が欲しい、ミスに強いアイアンがいい、高さを出したいなど、人によって欲しい機能は大きく変わってきます。
アイアンのおすすめメーカー・ブランド
選び方を理解したところで、おすすめのメーカーをご紹介します。初心者向けのクラブも広く展開しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Taylor Made(テーラーメイド):数多くのプロから愛用されているブランド
ゴルフ業界で革新的な技術を数々生み出しているアメリカ発のテーラーメイド。1979年に創業し、世界で初めて軽量なカーボン素材をフェースに使用したメタルウッドを展開し名を馳せました。
タイガー・ウッズやジャスティン・ローズといったツアープロから、アマチュアまで多くのゴルファーに使用されています。「SIM」シリーズは、安定したショットを打ちやすいので、初心者の方におすすめです。
Callaway(キャロウェイ):アマチュアからプロ向けまで豊富な品揃え
アメリカで誕生したキャロウェイの技術力は高く、男女問わずプロに愛用されています。クラブ以外にも、ボールやウェアなど幅広い商品ラインナップも魅力です。
軽量ながら飛距離を出しやすく初心者にも扱いやすいアイテムから、コントロールしやすい上級者向けのクラブまで豊富にそろっています。
DUNLOP(ダンロップ):ゼクシオとスリクソンに注目!
タイヤのメーカーとして知られているダンロップは、イギリス発祥のメーカーです。ゴルフ界でも数多くのブランドを展開しており、アイアンでは「ゼクシオ」と「スリクソン」の2つが人気を集めています。
ゼクシオは、オートマチックに打ちやすく初心者にピッタリです。一方、スリクソンはコントロール性能が高く中~上級者向けの商品ラインナップです。デザイン性もこだわっているので注目です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)